焼酎のオンザロック

ただの好み。

消えるサービス

2008年01月08日 22時24分08秒 | 徒然
 写真は「孤立防止用無線方式TZ-60」の端末である。実物を見たことのある人は少ないだろう。村役場等に設置されていたのだが役場の人でもある事を知らない人が多かった。

 通常は電源につながっているが乾電池でも使用できる。災害時には外して持ち運ぶ事ができる。つまり最初の携帯電話。

 災害用なので普段は殆んど使わない。半年に一回ぐらいの試験通話と年一回の電池交換。電池はまだまだ使えるのだが災害時に使えないと問題なので取り替えてしまう。

 受話器を外すと交換手が出て手動で繋いでもらうのだ。

 一般向けのサービスではないので無くなっても誰も注目しなかったという寂しいサービスであった。

 昨日はD社のPHSサービスが終了したが、これまでにはいくつものサービス・方式が消えていったのだ。

 PHSは最後には約14万加入が残っていたらしいが特に大きな騒ぎも無く終わったようだ。

 昨年はポケットベルがサービス終了となり今年はPHS。まあPHSはまだ一社サービス提供しているがどうも純減のようだ。時代は確実に変わって行く。




 
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3 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-01-09 09:50:11
現役ではないですよね?
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そういえば (多摩爺)
2008-01-09 19:04:43
その昔うちの田舎には、41Mという弁当箱まような電話機がありました。
受話器を上げて、右手に付いてる取っ手をグルグル4~5回ほど回すと交換の人が出てくるので、電話したい家の番号を伝えると繋いでもらえるという実にのんびりした電話機でした。
そんな時代があったなんて、近頃の若者は知らないでしょうね。
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Unknown (Y)
2008-01-09 21:56:29
 もうこの言葉、孤立防止、という単語がすでに死語かと思ったら自治体の災害対策マニュアルには立派に生きてるんですねえ。

 本当は普段から孤立してるんでしょう。

 それでも当時のDSA台接続のノンビリムードは懐かしいですねぇ。利益がどうのSOX法がどうのなんて何も無かった。

 
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