宿探し

　新しいねぐら募集中である。写真は主要家電付きの物件、オマケにベッドがついてる。ただしテーブル類は何も無いので床に座って食事をする必要がある。

　オマケとしてはもう一つ、四畳半の畳部屋が付いてる。一人用としては結構広い部屋である。不動産屋さんも乗り気で、彼が住むみたいだ。



　打って変わってこちらはロフト付き、シャレてる。こちらもオマケにベッドがついてるが家電は何も無い。不動産屋さんはなぜか女性向きであること強調していた。

　シャレてるのは良いのだが階段が急である。酔っ払ってここを昇るのは遠慮した方がよさそうだ。それに会社から遠い。遠いといっても歩いて30～40分程度か。それでもとても遠く感じる。

　歩ったってたいした事無いのになんでだろう。ふと思い当たった。交通機関が無いのだ。雨の日はちとツライ。東京では一般に通勤時間が長いのは問題だが、歩かざるを得ない距離はせいぜい10分だ。

　それでも雨脚が強いとズボンの裾がビショビショ、30分も歩いたら靴の中までずぶ濡れになる。

　基本的に車社会。欧米かよ！！

　こうしてみるとはじっこの島は欧米に近いのであった。

　いろいろ見ても迷うばかりなのでベッド・和室付きに決めてしまった。不動産屋さんも大喜びである。

　落ち着くまでは、何と言うか生活パターンのようなものができるまでは時間がかかりそう。諸々の物を何処に置くか、日常の買い物はどこか、クリーニング屋は、足りないものはどこで買うか、等々。

　以前物干し竿がどこで売ってるかわからず、結局街の中心部にあるスーパーまで電車で行ったことがあるが、物干し竿を持って電車に乗るのは結構恥ずかしかった。