先日内視鏡検査の結果を聞きにクリニックに行ってきた。内視鏡検査は胃と大腸両方である。
大腸については例年のことで、今年も例年のごとくポリープを切除したが特に問題は無い。問題は胃である。胃粘膜下に腫瘍があることは人間ドックのバリウムX線検査で確認されているが内視鏡でどのように見えるのか、重篤なものなのか否か。
人間ドックで腫瘍の位置は聞いていたので内視鏡検査の前にそのことは告げていた。
結果確かに膨らみがあるということであった。1cm程度で平滑筋腫でしょうということだが如何なものか。大きくならなければそれで良いことは分かっているが大きくなるといってもどの程度のスピードなのかは分からないもんね。
更に昨年8月の胃カメラではどのように見えたか聞いたら、昨年の検査では記載が無いのでこの一年でできたものでしょう、とのこと。え?それじゃ一年でこの大きさになったって事?
胃粘膜下腫瘍の疑いと言われたのは昨年11月の人間ドックなんだけどね。昨年の胃カメラでは意識していなかったので見逃していた、というより粘膜表面の腫瘍に注目していて粘膜の下の腫瘍は想定していないんだろう。粘膜表面に何も無ければ問題なし、という安全バイアスがかかっているような気がする。
何かあるかもしれない、という意識で検査するというのは中々難しいかも知れないが、ざっと見て問題無しという流れ作業的診察では見つかった時には結構進んでいるという結果にならざるを得ない。
今回発見された腫瘍が消化管間質肉腫(GIST)ではないことを祈るが、早めに見つかったのは人間ドックと内視鏡検査の両方を定期的に受けていたからで、どちらか一つでは心許ないのではないだろうか。
来年の検査までにどのように変化するか、また待たなくてはならない。来年はちょっと早めに受けるかな。
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