焼酎のオンザロック

ただの好み。

グリーンゾーン

2010年10月09日 22時51分54秒 | 本や映画、音楽
 ボーンシリーズで一躍有名になったマット・デイモンの最新作である。イラク戦争に隠された陰謀を暴きだす一兵士、本当の味方は誰か、錯綜する情報、というようなイメージでボーンシリーズを凌ぐ面白さを期待したのだが・・・・・。

 ネタバレだが結局政府高官のインチキ情報から戦争を始めたのだが「ワシントン」は承知の上だった、というように描かれている。しかしそこのところははっきりさせていない。いつも悪役のCIAが何故かまともな方の役回りになっているがあまり働きが無い。

 最後は主人公が事実らしき事をマスコミ各社にメールして終わってしまうのでなんとなく知り切れトンボである。政府・大統領がこぞってインチキをしているなら主人公はもっと激しく攻撃されるだろうしメールなんて出せないのではないだろうか。

 ボーンシリーズは全く超えていない。アクションも銃撃戦ばかりで面白くない。

 もう一本、サバイバル・オブ・ザ・デッド。なんだか題名が矛盾しているように思えるんだけど、気のせいかな。



 この手の作品は好き嫌いが大きく分かれるだろうね。ゾンビ物では1978年のジョージ・A・ロメロ「ゾンビ」というのが良くできていてヒットもした。そのためにやたらとゾンビ物が増えたが殆どは駄作であった。

 今回はまたジョージ・A・ロメロによる作品だが、ぎりぎり踏みとどまっているレベルの作品である。いかにも金がかかっていないというか・・・・・。

 ゾンビ物はバイオハザードシリーズや28×後シリーズの方がずっと出来がいい。





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