小学生がしめ縄作り

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天草 小学生がしめ縄作り
12月11日　15時22分
ことしも残すところあと２０日となりましたが、天草市の小学校では、子どもたちが自分たちで育てたもち米の稲わらを使って、正月用のしめ縄作りに挑戦しました。

天草市立牛深小学校では、４年生およそ６０人が米作りに取り組んでいます。

１１日、学校の体育館で地元のお年寄りに教わりながら、自分たちで育てて１０月に収穫した、もち米の稲わらを使って正月用のしめ縄を作りました。

子どもたちは、たたいて柔らかくした長さ９０センチほどの稲わら３０本を、両手でより合わせて編んでいきます。

ほとんどの子どもが初めての体験とあって、稲わらの扱いに苦戦しながらも、お年寄りたちに手ほどきを受けながら縄を作りあげました。

そして、両端をひもで結んで輪っかにし、飛び出したわらをハサミで切って形を整えたあと、市販の飾りをつけて正月用のしめ縄を完成させました。

子どもたちは「難しかったけれどよくできたと思います」とか、「玄関に飾りたいです」などと話していました。

しめ縄作りを教えた桶谷哲雄さん（７０）は「子どもたちは飲み込みがよく、教えがいがあり楽しかったです」と話していました。

できあがったしめ縄は子どもたちが持ち帰り、正月用として飾るということです。