自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

毒々しいか・・・

2020-06-26 23:02:00 | お散歩
ヨウシュヤマゴボウ[洋種山牛蒡](ヤマゴボウ科)
各地の道端や空き地などに生える、北アメリカ原産の多年草。茎は赤味を帯びて、高さ1~2mになります。
6~9月、総状花序を斜上して出し、わずかに紅色を帯びた白色の花をつけます。花弁状の萼片が5個あり、子房は緑色のカボチャ状になります。果実は偏球状の液果で、黒紫色に熟します。

カボチャの様な子房の姿です。
子房の中央に多数の雌蕊があります。雄蕊は子房の周囲に見えますね。
左下の花、右下、中央の花の様に咲き進んでいくようです。
以前にも載せましたが、果実や根に有毒成分を含み、食すと腹痛・下痢・嘔吐をおこし、それから延髄に作用して痙攣をおこして、最悪の場合は死に至ります。皮膚に対しても刺激作用があるのです。
これも身近な有毒植物ですね。
こうして見るだけならば安全です。

6月中旬 横浜市内にて

コメント (8)
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