電車の優先席でいつも思うことがある。
それは、
「優先はあくまでも望ましいこと」であり、
絶対ではないことだ。
たとえば、疲労した仕事帰りの若者と、
昼寝たっぷりしたご老人がいたとして、
どちらが席に座るべきか?
また・・・
1時間乗っている若者と、
2駅先で降りるご老人は、
どちらが席に座るべきか?
また・・・
電車に乗る前に、「足を踏まれた」など、
腹の立つことがあった場合もある。
これらは難しい判断であり、誰にもわからない。
またそういうものは、
外見ではわからない。
だからケースバイケースということになる。
ただし優先席というルールはあるべきだ。
最終的には、個人に任せられるべきだ。
日本人の悪い癖は、
軽々に、善悪を判断することだ。
また「私なら・・・」とすぐに考えることだ。
本当は、他人のことなど、わからないのだ。
繰り返そう。
最終的には、個人に任せられるべきなのだ。
これは、あらゆることについて言える。