♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
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俺たちは、どのくらいの「精子の犠牲」から生まれたか?

2013-02-12 18:55:06 | 日記

(今日、3つ目のブログです) 

 

ヒット大地、ときどき、変な計算をする。

 

53歳ころ、考えた。

 

(俺たちは、どのくらいの「精子の犠牲」から生まれたか?)

 

卵子は、一人の女性で、一生で、400個くらいしか製造できない。

精子の製造は無数だ。

一回の放出だけで、数億匹だ。

 

一番ノーマルな条件下で、計算してみた。

 

すると、なんと、精子を縦に並べると、地球40周!

 

す、すごい!すごすぎる!

 

ヒット大地、思った!

 

マジかよ!

この世に生まれるってことは、地球40周の精子の中の一つってことかよ!

(他の精子たち、ごくろうさん!ものすごい犠牲だったね!)

 

じゃあ、3億の宝くじに、当たるより、すごいことだったんだ!

 

それ以来、「どの人間も、慈しみ、大切にしないといけない!」

・・・こう思うヒット大地であった。

 

自殺だけはいけないぜ、ベイビー!

 

 


神を信じることは、広い視野でものを見ること!それだけ、答えも簡単に見つかるってわけさ!

2013-02-12 12:16:44 | 日記

(今日、二度目のブログです)

 

ヒット大地の大好きな言葉に、

「窮すれば、通ず」

が、ある。

 

これはどういう意味か?

 

こうだ!

「宇宙は、果てしなく広い!

だから、広い宇宙には、

必ず、どんな苦しみも解決できる方法がある!」

ということだ。

 

俺たちは、日常生活でも、

何か欲しいものがあるとき、

できるだけ商品がたくさん揃っているところに行くだろうな。

 

スーパーとか、ホームセンターだ。

あるいはデパートだ。

最近は100円ショップに、行く人も多い。

 

小さな店に行っても、見つかる確率は低い。

またたとえ見つかっても、

別の商品がほしいとき、

別の店に行かねばならない。

 

たくさん欲しいものがあれば、

10軒くらいの店をハシゴだ。

 

これは勝負事にも通じる。

宮本武蔵は、『五輪書』の中で、

「勝負に勝つ秘訣」を述べている。

 

それは『観の目』を持つことだ。

『観の目』とは、高い虚空から、自分を見下ろす目だ。

 

神を信じるとは。まさにそういうことなのであって、

できるだけ広い目を持った神様にお願いするのが一番なのだ。

 

すると解決策は必ず見つかるものなのだ。

 

ヒット大地も、気分がすぐれないときがある。

 

そんなとき、広い視野で自分を見てみる。

 

すると、あっという間に、

元気になれるのだ!

 

不思議なもんだぜ!

 

そうやって、27歳から、ずっと元気に明るく生きてきた!

 

これからも、ずっと永遠に、そうやって生きていくだろうな。

 

みなさんも、ぜひ試して欲しい!

 

悩んでいるヒマなんか、ないぜ!

 

他人を憎んでいるヒマなんかないぜ!

 

戦争なんか、やってるヒマないぜ!

 

テロなんか、やってるヒマないぜ!

 

だって、空は、こんなに美しいんだもんな!

 

だって、野に咲く花は、こんなに可憐なんだもんな!

 

スカシッペでも垂れながら、好きな歌でも歌ってごらんよ!

 

気分が、せいせいするぜ!

 

たまさか、明日死んでも、素晴らしい来世が待っている・・・そう思えばいい。

 

俺が死んで、心残りのことは、神様に、お願いしとけばいい。

 

もはや、悩むこと、一切、何もなし!

 

だろ?

 

 


出産を科学しよう! ~その1~

2013-02-12 06:23:18 | 日記

ヒット大地、短大で「出産」を教えていた。

 

今日は、女性への感謝の気持ちを表して、

出産について科学しよう。

 

ヒット大地、女性には、本当に幸福になって欲しいと思っている。

(もちろん、男性にも幸福になって欲しいが・・・)

 

まず出産は、どのくらい大変なことか?

・・・と問われると、

「かなり大変なこと」と答えざるを得ない。

 

 

なぜかって?

 

今でこそ、妊娠出産で、命を落とす女性は少ない。

(2006年には出産10万件当たり約5人。これは世界でもトップクラス)

 

しかし昔は違った。

わが国の妊婦死亡率は、明治33年には出産10万件当たり400人程度もあった。

今の80倍。

結構、命を落としていたわけだ。

 

しかし、現在でも、出産は大変なことだ。

何と言っても、一番怖いのが、出産時の出血だ。

 

現在、産婦人科学会では、500ml以上が、

「出血過多」と定義されている。

 

これが1000mlを超えると、生命の危険がある。

 

だから、出産においては常に

「自己血輸血(自家輸血)」や「血液製剤輸血(濃厚赤血球など)」

などの準備をしておく。

 

また「前置胎盤」などは、出血過多の可能性が高いので、

ほとんどが、帝王切開することになっている。

(前置胎盤にも、いろいろ種類があるが、省略する)

 

ところで、実際の出産は、医学的に「分娩」と呼ばれる。

 

じゃあ、いつから分娩・・・と呼ぶのだろうか?

 

オナカが痛くなったら、そこから、分娩と呼ぶのか?

 

違う。

 

ただ単に、屁がしたいだけ気も知れぬ。

またベンピ・・・かもしれぬ。

(なお、現在は、分娩促進剤の投与で、分娩の日にちや時間も、かなり操作できる)

 

正確には、分娩は普通、

約10分間隔の陣痛が、始まったときからだ。

 

 

そして、子宮の出口(子宮口という)が、

10センチほどに全開大するまでを、

「分娩第1期」という。

(注:全開大は医学用語だ)

 

 

「さあ、いよいよ、胎児が、子宮から出てくるそ!」という

準備段階だ。

 

しかし、ここまでが非常に長い。

初産婦(初めて出産する母親)では、平均、10~12時間だ。

 

経産婦(出産経験者)でも、平均、4~6時間にもなる。

 

ところで・・・

 

ここで大きな注意点がある。

子宮口全開大までは、決して、力んではいけない!・・・これだ。

(医学用語では、「力む」ことを、「いきむ」「努責(どせき)」という)

 

理由は「胎児に、余計な圧力が加わる」からだ。

 

もう一つの注意点がある。

それは・・・・

破水するまでは、歩き回ってもかまわない!・・・これだ。

(シャワーもOK)

 

ただし破水後は、感染の危険性がある。

歩行やシャワーは、厳禁だ。

 

 

さらに、ここで、もう一つの大切な注意点を述べよう。

 

「食欲があるうちは、ものを食べた方がいい」・・・これだ。

出産は体力勝負だ。

とくに炭水化物系を食べておいた方がいい。

エネルギーになるからだ。

オニギリ・・・などは、お勧めだ。

 

 

さて、「分娩第1期」という以上、「分娩第2期」もある。

 

「分娩第2期」とは、

「子宮口全開大から、胎児が、膣の外に出るまで」を言う。

 

所要時間は、結構、長い。

 

初産婦で平均、1~2時間だ。

経産婦で平均、1~1.5時間だ。

 

この間、母親のいきみ・・・が続く。

すなわち、「子宮口全開大のあと、いきみ解禁」ということになる。

 

ただし、1~2時間、ずっといきんでいては、体力が持たない。

「休み、休み」ということになる。

 

ここでヒット大地、北海道帯広の「ばんえい競馬」を思い出す。

ソリを引く馬たちも、「休み、休み」だ。

でないと、逆に、途中で動けなくなるだろう。

 

マラソンも、マイペースが肝心だ。

急ぐと、へばるだろう。

 

 

いきみを休んでいる間、母親の思うことは、もちろん、思うことはひとつ!

「早く、出てくれ!」・・・これしかない!

 

休んでいるうちは、気持ちを、できるだけ楽にもつことだ。

実際、極度の疲労のため、ウトウトする母親もいる。

これも、結構なことだ。

 

気持ちを楽に持てば、逆に、スムースに胎児が生まれるものなのだ。

 

胎児の頭が、膣口に現れたとき、

これを医学用語で、「排臨(はいりん)」という。

 

その後、「発露(はつろ)」というものがある。

これは、「膣口に、赤ちゃんの頭の一番大きなところが現れる」ことだ。

 

そして、この辺りで、一部の女性が恐怖する「会陰切開」が行われる。

 

会陰とは、膣と肛門の間のこと。

「会陰切開」とは、ここを切るのだ。

 

理由は、2つある。

①スムースに出産するため、

②切らなくても、膣口が裂けることが多いので、

前もって切ることにより、傷の治りをスムースにする

・・・この二つだ。

(しかし、切らない方が、早く治りやすい・・・とも言われる)

 

切る道具は、ハサミまたはメスの2種類だ。

切るとき、妊産婦には、ジャリ・・・という音が聞こえることも多い。

 

麻酔はかけないことも多い。

かけなくても、痛くなし。

(女性は安心して欲しい!)

 

なぜなら陣痛の痛みの方が大きいからだ。

(ただし医師に頼めば、かけてくれる)

 

 

もちろん、分娩後、縫合するときは、麻酔をかける。

これは当然だ。

 

ところで、「会陰切開」は必ずするのか?

もちろん違う。

7割くらいの割合で行われている。

(これも、医師に頼めば、よほどの難産は別として、

切らない方向で、努力してくれる)

 

こうして、めでたく、分娩した。

 

母親は一安心だ。

 

しかし分娩直後、医師や助産師のやることは多い。

(注:助産師だけは、女性しか免許は与えられない。

看護師は、男性でもなれる)

 

まず、することは、

鼻や口にたまった羊水を、吸い取り、

ヘソの緒(医学用語では臍帯という)を切ることだ。

 

当然、ヘソの緒は、二箇所を縛ってから切る。

 

次に、医師や助産婦のやることは、

赤ちゃん(医学用語では、新生児という)の、状態を調べることだ。

 

アプガースコアーというのを調べるのだ。

これは出生1分後および5分後、

赤ちゃんの心拍数、呼吸数、皮膚の色、活発度・・・などを、

点数で表し、合計を10点満点で出す。

8点以上が、合格だ。

 

昔は、分娩後の赤ちゃんは、すぐに産湯につけて、全身を洗った。

ところが、現在では、「清拭」と言って、

体を拭くのが、勧められている。

 

理由は、産湯に漬けた後の、体温の下降や、感染防止のためだ。

 

そしてまた、できるだけ早く、

赤ちゃんを母親と面会させることが勧められる。

(ただし、未熟児などの場合は、赤ちゃんは、すぐに保育器に入れられる)

 

このとき、直に、皮膚と皮膚を接触させるべきだとされる。

 

これをカンガルーケアと呼んでいる。

 

 

さあ、こうして、やっと赤ちゃんが誕生した。

だが、これで終わりではない。

 

 

「分娩第3期」もある。

「分娩第3期」とは・・・

胎児出産後、胎盤が出てくるまでの期間だ。

これは後産(あとざん、こうざん)と呼ばれるが、短い。

 

所要時間は、

初産婦で平均、15~30分だ。

経産婦で平均、10~20分だ。

 

ただし胎盤がなかなか、子宮から剥がれ落ちないときもある。

この場合は、医師が産道に手を入れて、胎盤を引っ張ることもある。

その際、出血には十分注意する。

 

こうして分娩は終わる。

 

しかし首尾よく、すべてが出てきても、

まだ安心とは行かない。

 

「子宮復古」が、スムースに行われないといけないからだ。

 

「子宮復古」とは、「子宮が元に戻ること」だが、

これについては、次回に述べることとしよう。