goo

1967年~70年の映画音楽 ⑯「オスカー」より ”メインテーマ” ”メイビー・セプテンバー”

 

 

 映画「オスカー(Oscar)」から、パーシーフェイス楽団の演奏で"オスカーのテーマ"です。この映画は1966年に製作され、日本では1967年に公開されました。

 監督はラッセル・ラウズ(Russell Rouse)、出演はステファン・ボイド(Stephen Boyd)、エルケ・ソマー(Elke Sommer)にジョセフ・コットン(Joseph Cotton)、ミルトン・バール(Milton Berle)、エレノア・パーカー(Eleanor Parker)、アーネスト・ボーグナイン(Ernest Borgnine)などのベテラン名優を配しています。また歌手のトニーベネット(Tonny Bennettが実名で出演しています。アカデミー賞の内幕を描いたベストセラー小説を映画化したもですが脚本と演出が悪かったため、米国では興行的に振るわず、,日本でも全くヒットしませんでした。

 音楽は1950~60年代に数多くのアルバムをリリース、特に”避暑地の出来事”が大ヒットし人気のあったパーシー・フェイス楽団のリーダーのパーシー・フェイスが担当しました。テーマ曲は派手さはないですが、しっとりとした美しいメロディーです。

 

 

 映画「オスカー」から、トニー・ベネットの歌で”メイビー・セプテンバー(Maybe September)”です。「オスカーの「メイン・テーマ」に、作詞蚊のレイ・エヴァンス(Ray Evansが歌詞を付けた曲です。映画でトニーベネットの歌は使われませんでしたが、サウンド・トラック・アルバムに収録されています。

 この曲はジャズ・ミュージシャンに好まれ、ウェス・モンゴメリー(Wes Montgomery)とジミー・スミス(Jimmy Smith)、トミー・フラナガン(Tommy Flanagan)、トゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)、スタンリー・タレンタイン(Stanley Turrentine)などが録音しています。トニー・ベネットもビル・エヴァン(Bill Evans)とのアルバム「Together Again」(1977年)で再録音しています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 中国ドラマ「... 1962年の洋楽 ... »