標高900 田舎ぐらし

~* 八ヶ岳の麓にて *~

雨の硫黄岳登山

2012年07月23日 | 

20日は、長野県ほぼ全域に大雨注意報が出ました。

茅野市も、もちろん大雨注意報。

雷雨の音が怖くて、買い物にも出ませんでした。

まるで、すぐ近くに落雷したような音でした。

その翌21日の朝6時に、湖東小学校に集合して雨の硫黄岳1泊登山です。

どちらを見ても、あたりは真っ白。

そんなわけで、21日の写真はゼロ。

カメラは、リュックにしまいきりでした。

写真は、すべて22日のものです。

最近は、ゴルフ用のレインウエァを山に持参していましたが、前日からの大雨で急遽、山用のゴアテックスのレインウエァに変更。

ゴルフ用のは、帽子でフードになっていないからです。

何年も使っていないので、寝る前に慌てて防水をかけたり一仕事でした。

雨でもとりあえずは、湖東小学校に集まってくださいとのことでしたので、ひょっとして中止になるかもという期待をしながら小学校へ行きました。

「夏沢鉱泉まで行ってみます」とのことで、幹事さん運転の車3台に分乗。

参加者は、男性7名、女性2名の計9名。

別荘地三井の森を抜けゴルフ場フォレストカントリークラブを過ぎると、まもなく左側に山の神様が祀られています。

車を降り、全員で登山の無事をお願い。

しばらく登ると、ゲートがあり一般車は通行止め。

既に、狭い山道の両端に、林に突っ込むようにして何台かの車が止まっています。

3台のうちの2台は、ここに止め1台がゲートの中に入り、ピストン輸送で夏沢鉱泉まで行きます。

たまたま、リーダーが、財産区の方なので通行止めのところに入れるそうですが、入っていいですと言われても、誰でもが運転できるという道ではありません。

茅野市に住んでいても、茅野駅までの送迎を依頼したほうが良いという感じです。

宿泊する場合は、どの山小屋も茅野駅までの送迎をしているようです。

連日の雨で、道はガタガタ。

後部座席では、頭が天井につくのではないかと思うほど身体が上に弾みます。

湖東小学校から1時間、ようやく夏沢鉱泉に到着。

ここで、既に標高2,060メートルになります。

全員が到着したところで、さあ、どうしたものかと会議けん、飲み会が始まりました。

ここまで、来れば行くしか無いという感じですが、延々と飲み会をしています。

雨は、やみません。

結局、準備運動をしてスタートです。

前夜、主人と雨の中の登山を始めて経験し、今後は当日のお天気がわからない前もって予約の山は一切やめるというふうになるか、懲りずに申し込むようになるかどうなるかしらと話していました。

さぁ、どうなるのでしょう。

オーレン小屋へ、向かいます。

オーレン小屋で、標高2,233メートル。

リュックに缶ビールを詰めてきた方がいて、ここでまた宴会です。

小屋の前に、美味しい強清水が湧いています。

赤岩の頭を横に見て、硫黄岳(標高2,760メートル)に登りようやく硫黄岳山荘(標高2,650メートル)着です。

このあと横岳に行く予定でしたが、真っ白で何も見えないので中止。

お昼から夕方まで、また宴会です。

この会は、酒豪の集まりのようです。

参加者の中で一番若い26歳のイケメンが、「山小屋でウォシュレットだよ」 と感心して報告しています。

で、パチリ。

ただし、トルコのトイレと一緒で、ペーパーは流さずに、横のボックスに捨てます。

部屋は、男女一緒。

寝る子は育つで、ヤングマンはお昼寝です。

今回の参加者は、双子のイケメン26歳から、40代50代の男性、64歳と65歳の女性で、初心者の私が最高齢者でした。

もう一人の女性は、最古参で過去28回(28年)のうち、お嬢さまのお産で上のお孫さんを見てあげなくてはならず、1回だけ不参加だったというベテランさんです。

明日はどうなるのでしょうか?


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