私は小林旭の歌声が好きだ。この唄は男の哀愁、切なさ、わびしさを歌ったものだろうが、一方でほのぼのとした温かみも感じられるのが良い。
昔、友人のW君一家とゴルフに行ったことがある。その前夜、W君とお兄さん、私の3人がカラオケルームで歌を楽しんだが、やがて、お兄さんがこの唄を歌い出した。その時の情景が忘れられない。私はメロディーも歌詞もいっぺんに好きになったのである。
男は心に傷を持つと“北へ”向かうのだろうか、逆に女性は“南へ”向かうのだろうか・・・ まったく根拠のない話だが、どうもそのように思えてならない。余談だが、浅丘ルリ子が実に可愛い。
作詞・石坂まさを、作曲・叶 弦大
111年秋季班練習【北へ】 唄:小林旭