首相が突然、記者会見はしない、「水星の位置が良くない。星が動くのを待って」と言い出した。タイのタクシン首相(上写真)。ガハハハ・・なかなかいいセンスだ。もちろん日本の政治家も応用できる。「今 大殺界に入ってるんだ。記者会見受けたら"あんた地獄に落ちるわよ"って占い師の先生に言われてるもんで」。
しかし読売新聞によると星が悪いというよりも、家族が私的に軍用機を動かしたり、武装勢力が活発で治安が不安定になったり、下院の選挙で負けたりと、とにかく記者会見から逃げたくてしょうがないからという。
英語のdisaster(災害)はもともと否定のdisと「星」を意味したaster(astron)の結合したもの。つまり星から外れると災難が降りかかるということ。占星術を信じる政治家は世界に多い。タクシン首相、日本語で書けば「託信」だから国民が信頼を託しているという意味でいい名前だったが、実は彼自身が星に運命を託していたわけだ。
昔レーガン大統領のナンシー夫人にお付きの占星術師がいて、その「お告げ」に従って夫(つまり大統領)に政治日程を決めさせていたと噂になったが、一寸先は闇の政治の世界に生きる人たちが占いに頼るのもそれほど特異なことではない。
占い師よりももっと怖いのが直接「神のお告げ」を聞く政治家だ。スゴイのが現在のブッシュ大統領。最近報道されたエピソードを紹介しておこう。
パレスチナ自治政府のシャース副首相が、2005年10月10日放映の英BBCのドキュメンタリー番組の中で、ブッシュ米大統領がアフガニスタン攻撃やイラク戦争開戦に踏み切った理由を「神のお告げがあったからと語っていた」などと発言していたという。
シャース氏の言葉を引用しておきましょう。
Shaath, now the Palestinian Information Minister, said: “President
Bush said to all of us: 'I'm driven with a mission from God.
“God would tell me, 'George, go and fight those terrorists in
Afghanistan'.
"And I did, and then God would tell me, 'George, go and end the tyranny
in Iraq...' And I did.
ブッシュ大統領の夢枕に立った「神」が、「ジョージよ、立ち上がれ、そしてイラクの専制を終結させよ」と言ったからイラク戦争をやったとブッシュ自身が語っていると。
それにしても「神」から「ジョージよ」とファーストネームで呼びかけられる関係だったとはね。さすがに大統領。
しかし読売新聞によると星が悪いというよりも、家族が私的に軍用機を動かしたり、武装勢力が活発で治安が不安定になったり、下院の選挙で負けたりと、とにかく記者会見から逃げたくてしょうがないからという。
英語のdisaster(災害)はもともと否定のdisと「星」を意味したaster(astron)の結合したもの。つまり星から外れると災難が降りかかるということ。占星術を信じる政治家は世界に多い。タクシン首相、日本語で書けば「託信」だから国民が信頼を託しているという意味でいい名前だったが、実は彼自身が星に運命を託していたわけだ。
昔レーガン大統領のナンシー夫人にお付きの占星術師がいて、その「お告げ」に従って夫(つまり大統領)に政治日程を決めさせていたと噂になったが、一寸先は闇の政治の世界に生きる人たちが占いに頼るのもそれほど特異なことではない。
占い師よりももっと怖いのが直接「神のお告げ」を聞く政治家だ。スゴイのが現在のブッシュ大統領。最近報道されたエピソードを紹介しておこう。
パレスチナ自治政府のシャース副首相が、2005年10月10日放映の英BBCのドキュメンタリー番組の中で、ブッシュ米大統領がアフガニスタン攻撃やイラク戦争開戦に踏み切った理由を「神のお告げがあったからと語っていた」などと発言していたという。
シャース氏の言葉を引用しておきましょう。
Shaath, now the Palestinian Information Minister, said: “President
Bush said to all of us: 'I'm driven with a mission from God.
“God would tell me, 'George, go and fight those terrorists in
Afghanistan'.
"And I did, and then God would tell me, 'George, go and end the tyranny
in Iraq...' And I did.
ブッシュ大統領の夢枕に立った「神」が、「ジョージよ、立ち上がれ、そしてイラクの専制を終結させよ」と言ったからイラク戦争をやったとブッシュ自身が語っていると。
それにしても「神」から「ジョージよ」とファーストネームで呼びかけられる関係だったとはね。さすがに大統領。
ホント、我が国であれば細木さんに言われたとか、オーラの出が悪いからとかという話になりそうです。でも、無宗教的な我が国であれば、総スカンを食らうこと間違いないですね。
使っているんじゃないか。例えば、
「ああコイズミ、寝ているところ悪いな。ブッシュだ。」
「これはこれは直接お電話とは恐縮でございます。滅相もございません。今実は
ベッドでブッシュ様のことを考えていたところでございまして・・」
「苦しゅうない。なにちょっと気になることがあってな、その方も知っておろう、
ワシの"神様"のことだが」
「ときおり夢枕にお立ちなる・・・」
「左様、それが昨晩は不思議なのじゃ、"ジョージよ、ジョージよ"という声がし
て枕元を見上げると、神様は何と牛の姿で・・・」
「オー!!マイ・ガッッッ~~!!」
「牛の姿で、”ジョージよ、日本人に牛肉を早く売れ。肉を買わないならトマホー
クで攻撃せよ"とおっしゃるのだ。その方も知っての通り、アフガンもイラクも
神のお告げを実行したまで。こんどだってまさかお告げに逆らうわけにいくまい
て・・・」
11月の日米首脳会談で米国牛肉輸入を約束したのは当然。しかしこれもあら
かじめ「ブッシュは"神のお告げ"を実行する」という噂を流しておかなければ一
笑に付されるだけです。「お告げ」ニュースは10月でしょう。