またまた動物の感動物語。「単身」大西洋を越えてアメリカからフランスに渡った猫のエミリーが、飛行機で飼い主のもとにまもなく帰国します。アメリカではテレビの全国ネットや新聞がこの快挙の報道にわいていますが、日本での報道は2日朝現在、ロイター通信の日本語訳だけです。
12月4日にようやく朝日新聞が詳しい記事を。
ご存じの方もあると思いますが、この快挙の発端はフランのナンシーで、アメリカから来た貨物船(ベルギーに到着)から運ばれて来たコンテナの中で一匹の猫が発見されたことです。この猫、首輪に名札がついていて、そこに担当の獣医の名前があった。
問い合わせてみると、アメリカはウイスコンシン州の港町アップルットンに住むレスリー・マケルヒニーさんの飼い猫に間違いないことが分かったのです。
レスリーさんの推理では、家の近くにある倉庫に迷い込み、その中の荷物で寝ているところを貨物船に乗せられた。大西洋の三週間の間はどうも船のネズミを食って生き延びていたらしいのです。
「ああ可愛そうなエミリー、まだ一歳になったばかりなのに。冒険好きがあだになったんだわ。」と嘆いていたレスリーさんが、海の向こうでエミリーが生きているとの知らせを聞いて、気も狂わんばかりに喜んだことは言うまでもありません。でも一つ心配事が。エミリーは検疫を通らなければならないため、飛行機でのご帰還となります。「動物愛護協会から買い取った時もお金がかかったけれど、ますます高くつく猫になってしまうわね」(AP通信)とレスリーさんも呆れ顔。
ところがここでエミリーを検疫所で一月預かっていたコンチネンタル空港が粋な計らい。エミリーをビジネスクラスでしかもそばに添乗員をつけて、アメリカにお送りすると申し出たのです。航空会社の宣伝費用と考えれば、6000$のチケット代はずいぶん安いものです。
エミリーがミルウォーキーの空港でマケルヒニー夫妻と子供、それと多くのマスコミに迎えられたという報道がありました。「ちょっと太ったわね。大事にされたんでしょう」というのが飼い主の第一印象でした。
【追記】
空港でマケルヒニー夫妻の9歳の息子ニック君に抱かれたエミリーの写真を置きました。
今年の世界報道写真の中でもベストの感動写真でないでしょうか。
エミリーが首輪につけていた「名札」のおかげで身元が判明したのですが、実はこの名札のおかげで命拾いもしていた。と言うのも発見されたところでは、身元不明の動物は「処分」する規則だったから。
最近、保護された家で詳しく自分の住所を喋ったため飼い主のもとに戻ったオウムがいましたが、猫や犬はしゃべれないので、ぜひ詳しい住所を首輪につけておくべきでしょう。また時にこのように海外に出かけていくかもしれないので、英語表記も必要かも。
以前にも、このエミリー、失踪したことがあったようです。このときは、地域の「迷子動物センター」で保護されているのを発見された。どうも「裸の大将」のように放浪癖があるようです。今度は中国とか日本に表れるかも。
12月4日にようやく朝日新聞が詳しい記事を。
ご存じの方もあると思いますが、この快挙の発端はフランのナンシーで、アメリカから来た貨物船(ベルギーに到着)から運ばれて来たコンテナの中で一匹の猫が発見されたことです。この猫、首輪に名札がついていて、そこに担当の獣医の名前があった。
問い合わせてみると、アメリカはウイスコンシン州の港町アップルットンに住むレスリー・マケルヒニーさんの飼い猫に間違いないことが分かったのです。
レスリーさんの推理では、家の近くにある倉庫に迷い込み、その中の荷物で寝ているところを貨物船に乗せられた。大西洋の三週間の間はどうも船のネズミを食って生き延びていたらしいのです。
「ああ可愛そうなエミリー、まだ一歳になったばかりなのに。冒険好きがあだになったんだわ。」と嘆いていたレスリーさんが、海の向こうでエミリーが生きているとの知らせを聞いて、気も狂わんばかりに喜んだことは言うまでもありません。でも一つ心配事が。エミリーは検疫を通らなければならないため、飛行機でのご帰還となります。「動物愛護協会から買い取った時もお金がかかったけれど、ますます高くつく猫になってしまうわね」(AP通信)とレスリーさんも呆れ顔。
ところがここでエミリーを検疫所で一月預かっていたコンチネンタル空港が粋な計らい。エミリーをビジネスクラスでしかもそばに添乗員をつけて、アメリカにお送りすると申し出たのです。航空会社の宣伝費用と考えれば、6000$のチケット代はずいぶん安いものです。
エミリーがミルウォーキーの空港でマケルヒニー夫妻と子供、それと多くのマスコミに迎えられたという報道がありました。「ちょっと太ったわね。大事にされたんでしょう」というのが飼い主の第一印象でした。
【追記】
空港でマケルヒニー夫妻の9歳の息子ニック君に抱かれたエミリーの写真を置きました。
今年の世界報道写真の中でもベストの感動写真でないでしょうか。
エミリーが首輪につけていた「名札」のおかげで身元が判明したのですが、実はこの名札のおかげで命拾いもしていた。と言うのも発見されたところでは、身元不明の動物は「処分」する規則だったから。
最近、保護された家で詳しく自分の住所を喋ったため飼い主のもとに戻ったオウムがいましたが、猫や犬はしゃべれないので、ぜひ詳しい住所を首輪につけておくべきでしょう。また時にこのように海外に出かけていくかもしれないので、英語表記も必要かも。
以前にも、このエミリー、失踪したことがあったようです。このときは、地域の「迷子動物センター」で保護されているのを発見された。どうも「裸の大将」のように放浪癖があるようです。今度は中国とか日本に表れるかも。
TB、有難うございました。
エミリーは動物愛護協会から引き取られた猫だったのですね。
アメリカのペットを取り巻く環境が垣間見える記事でした。
ニック君と一緒の写真は、心が温かくなる良い写真ですね。
この出来事をきっかけに、迷子札をつけたペットが一匹でも多くなることを願っています。
私も犬、猫、大好き人間なんですょ。
エミリーちゃんの話題は我家では、今年のNo1ニュースになりそう・・・
先日はトラックバックを頂戴し、有難うございました。私のブログには我家のペット(犬2匹、猫1匹)
のことも少し載せてあります。
また良かったら覗いてみて下さいませ~!
一年の終わりにあたってナンだか心温まるお話でしたね。 ありがとうございました!
小説になりそうな話だな~と思ったのは
私だけでしょうか?シートン動物記の
愛読者としましては、ぜひ小説化、映画化を!
などと、一足飛びに考えてしまいます。
航空会社の柔らかな対応も良かったです。
宣伝になる…と言えばそれまでですが。
ほのぼのとした暖かいニュースです。
なかなかの美人ネコですね。
私もこの写真をみたときはしましたよ。
↓猫背のブログのこのページです。
http://blog.goo.ne.jp/uramachi_nekoze/e/d208f2767d5ddfadd9d2d30c134852ad
何度見ても猫ちゃんの絵 可愛いですね
飼い主のひと言がすごくよかったですね~。この写真は感動します
ニックとエイミーの再会の写真はホント!感動の激写ですねっ
載せてくださりありがとうございます
…食糧は、ねずみでしたかぁ~!
エイミーよくガマンしたっ★って思ってました♪^^;
TBありがとうございました。
無事にエミリーちゃんが帰国できてよかったですね~
無事に飼い主のもとに戻れてなによりでしたね。
物騒な内容ばかりが新聞でも目立っていて、このニュースを見て心が温まりました。
ニック君の写真拝見しました。ホント良い顔してます。
アメリカでは、NYで迷子になり、LAで発見された……
などという迷いペットの話はよくテレビで見ますが、
海外へ行ってしまったとは、本当に驚きました。
ニックの写真、とても良かったです。
ペットの名札、もしもの場合に備え、是非付けたいですね。
おかげでねずみを食べて飢えをしのいでいたことも判り、スッキリしました~!
いいニュース、今朝の新聞で知りました。ちょうど、猫と新聞で遊び始めた時、記事を見つけ、とっても心温まるいいお話で、憎むべき犯罪のニュースを吹き飛ばすような気持ちになりました。
TBありがとうございました
最近は暗い事件ばかりなのでこう言ったなんだか微笑ましいニュースはホッとしますね。
それにしてもエミリーちゃん大冒険でしたね~
こちらからもTB送らせて頂きました。
たくましいねこにゃんですね。
無事家に帰って大円団で良かったです。
フランスへ向かう船の中で、はたしてこのネコちゃんはどんな気持ちだったんでしょう?それよりえさは?
色々疑問はありますが、無事帰れてよかったですね。
テレビは見ていないのですが、少なくともNHKはWebに記事があるので、放映したようですね。
動画としてはCNNの以下のページで「お父さん」に抱かれるシーン
http://edition.cnn.com/2005/US/12/01/emily.cat.ap/index.html
が見れますが、この映像は子供は写っていません。やっぱり子供が一番嬉しいんですよ。
詳しい内容を教えて頂きありがとうございました。
機内の猫さんの写真も見させて頂きました。
テレビでも、あの抱いている方が、優しく撫でてましたね~~
とっても心温まる事件でした。
写真拝見して来ました。
エミリーとニック君、可愛いですね♪