やいまの島々美しゃ・心美しゃ

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新しい三線♪

2016-12-06 | 沖縄・八重山・三線

私の新しい(二代目)三線、来ました

当初、納期は年明け。。。と聞いていたのに、思ったより早くなって、11月末に届きました。

じゃじゃーん

三線には主に7つの型があるのですが、私の二代目三線は「与那城(ゆなぐしく)」型、通称「ユナー」と呼ばれる型です。

丸7年愛用してきた、初代三線(左)と並べて。。。

初代三線の棹は紫檀なので赤いです。まーさんの三線も同じ。そして私の二代目の棹はなんと貴重な貴重な八重山産の黒木(黒檀)で、小浜島のものだそうです。

初代と比較すると、二代目三線のお値段は。。。7倍くらいかな かなり奮発しましたが、それでも「もうこの値段で八重山黒木は出せないよ~」とのこと。

こんな立派な三線が自分のものになって感激しています

初代三線は、「真壁」型と言われるもっともポピュラーな型。与那城(ユナー)もそんなに凝ったつくりではないので、違いが分かりにくいですが、一番違うのは、糸巻(カラクイ)が弦を巻き取っている「糸蔵」という四角い穴が、真壁型より与那城型のほうが縦長であることです。

それと、三線の型には関係なく、一般的に、値段の高い三線だと蛇皮のウロコが大きいです。

ヘビが苦手な方にはアップはきついですね。ゴメンナサイ。

ティガーと呼ばれる胴巻きの比較。私がこれまで愛用してきたのは、八重山の伝統工芸「みんさー織」のティガーでしたが、新しい三線に巻かれているのは左三つ巴の紋のティガーです。

左三つ巴の紋は琉球王朝時代の王家の家紋であって、八重山とはちょっと違う気がするので、私としては「みんさー織」のティガーに変えたいところですが。。。まあ、八重山も含め、沖縄の古典民謡の世界では左三つ巴の、重厚な感じのティガーが「正統」らしいのでこのままにしておこうかな。(実際、私の水色の「みんさー織」ティガーでは、コンクールを受験するには明るい色すぎると師匠に指摘されて、急きょ、師匠の三線のティガーと取り換えたこともあります)

この新しい三線で、最優秀賞の課題曲も、ぼちぼちと練習し始めています。頑張るぞー


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