三国同盟

　こんにちは　　ドリームファームの山羊さんです。

　さあ、圧勝しました、っが次ですね。　まさに剣が峰。
ドイツを潰せば優勝の二文字がはっきりします。
かつての戦友同士が戦うってか？

　日独伊三国同盟。　今の若者たちはおそらく知らないでしょうね。　第２次大戦の時、同盟を結んだ三国です。
僕も歴史の中で知ったもので、実際のところしりません。
近頃映画でイタリアはドイツに占領されていたと言う表現が多く出ていますがちょっと僕がならった歴史とは違うなって感じです。
　そんな昔の同盟でしたが、実は始めてのイタリア旅行の折チェゼナティコのロイヤルホテル（たぶん）に泊りましたが、バカンス滞在の形で泊ったのですが（７泊８日）、食堂の座るテーブルも、海岸のビーチマットの場所も全て決まっていて、吃驚しました。　僕たちは１週間でしたがほとんどの滞在者はドイツ以北の方々で一ヶ月もの滞在でした。　　このとき、かの地の「バカンス」と言うものの本質を知ったわけです。

　僕らは暑い中、海へ、町へ、隣町へと精力的に歩き回り、見物、買い物、食事と（勿論ピッツェリアにも）動き、食べ回りました。
ところが彼らは日長一日ビーチマットに寝そべり太陽を浴びていました。　とにかく陽を浴びて真っ黒け、当然肌はボロボロそれでも焼いていました。
　でもさすがに飽きるのか、毎週土曜にホテル側がパーティーを主催してくれます。　このときは分不相応なホテルに泊りましたが、宿泊客の大半がリタイア組の裕福な高齢者たちでした。
　その時、ワイナリーでのパーティーに招かれ、郊外の岡の上にあるお宅にお邪魔して愉しみました。
好奇心が旺盛な僕たちは家の中を歩き回り裏口に出てしまいました。　その時台所の隣の小さな部屋から、がたいの大きな人が手招きしました。　遠慮を知らない僕は、誘われるまま部屋に入ると、その老人は良く来たと言って（ッと言ってもジェスチャーと単語での会話）ワインを振舞ってくれました。
　イタリアでは珍しいロゼでしたが、これがめちゃくちゃ旨い！！！　一本飲み干すと家庭用冷蔵庫を開けまた取り出します。　その時吃驚しました。　マイ冷蔵庫にワイワインがびっしり。　　自分の農園で自分の為に選りすぐった葡萄から作った一切市販しないワインだったのです。　　もう究極の贅沢。 　
凄い、おったまげた、超ビックリ、、、、、

　どこから来た、何しに来た・・・・と質問攻め。　僕の凄いところがここなんです。（まあ自慢ですか?)
まったく分からないイタリア語と日本語どうしですが理解知りえちゃうんです。　　カッコ良い！！！
　そして酔いが回ってくるとアルバムを出してきました。
そして一人のじい様を指差し、さらに僕たちを指差し乾杯と来る。
　じっとその写真を見てみると、なんとなんと「ムッソリーニ」ではないですか？　　えっえっえっ・・・
この近所にムッソリーニが生まれたそうです。
戦後４０年以上たっていたにも関わらず、老ワイナリーオーナーは三国の絆を大事にしていたのです。
そして伊日の臨時酒宴会議が進んで行きました。
　あらためて、「ありがとう　大好きイタリア」　　ＣＩＡＯ