ＤＡＴＵＮ ５１０バンの思い出

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【僕が山羊さんです】</right>

　こんばんは。　薪焼きピッツアでお馴染みの相模原市津久井町のドリームファームの山羊さんです。
マイカーではないのですが、脱臭剤メーカーのセールスエンジニアをやっていた頃ほぼ毎日乗っていたのがダットサン510のバンでした。



このイラストはしげポンさんから拝借しました。　　ありがとうございます。

　会社には前期型と後期型があり山羊さんは後期型に乗っていました。　　新車で乗っていましたが本当は古いほうに乗りたかったのです。　　前期型のメーターはスピードメーターが扇状のもので、モデルチェンジによりスピードメータと集合メーターが別々のケースに入ったものに変わってしまいよく言えばモダン、有り体に言えば流行に乗せられたデザインになっていました。
　この車で岐阜に出張の時、東名高速の追い越し車線を１２０ｋｍぐらいで走っていたとき突然電気系統が死んでアクセルが利かなくなりました。　　幸いエンジンは止まらず空回りをしてくれたのでニュートラルに入れ、ウインカーが効かないので窓から手を出し車の間をぬって路肩に逃げ込む事ができました。　　まだ車が今のように隙間なく走ってはいなかったので事故を起さずに済みました。
　今でも東名を走ると６６ｋｍポストにくると背筋がぞくぞくっとします。

エンジンはもったりとしたＬ型でしたがよく回したので比較的軽やかに動かせました。
重たい１８Ｌの容器にはいった脱臭剤をぎっしり詰め込み東奔西走してもこの事件以外トラブルはなく気に入った車でした。　　　この車でワゴン（バン）の使いやすさ、楽しさを知ったようなものです。
　山羊さんにとっては社用車でしたがとても愛着の有る車でした。　　　ＣＩＡＯ


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