ゲーフラ職人の青赤徒然観戦記

東京の事を中心にいろいろ突き刺してます(笑)
ついでにマンガも描いてます(笑)

「やってて楽しいか?」は愚問・・・のつづき

2018-03-21 17:26:00 | 日記
前回の続きです。

プロフェッショナルだからこそ、
クオリティを上げて行く事は求められますが、
楽しくやる事は求められていないと思います。
「躍動」とか「生き生きとした動き」
というのは「楽しい」とは違います。
躍動しているのは人並み以上の努力や準備を
してきているからで、
楽しそうだから躍動しているわけではありません。

あともっと言うと、
「楽しい」を優先してこだわりを持つと、
ほぼ確実に「勝つ」にこだわる相手に負けます。

やはり「勝つ」までの
最短距離を突き進むチームには、
パワーでもスピードでも、
「楽しさ」を優先するチームは負けてしまう。
なぜなら「勝つ」までの
最短距離を突き進むチームは
楽しいとか以前に勝つ事を第一に考えて、
余計なことを一切しないんだから、
勝つに決まっているでしょ。

だからこそ、より一層「勝つ」事に
もっとこだわってほしい、
「やってて楽しいか?」なんて
愚問を投げかける人間はいなくなってほしい。

だって、嫌じゃないですか。
「勝つ」事以前に「やってて楽しい」を
優先されて、やってるほうも見てるほうも
「負けたけど楽しかった」とか宣われるのは。

「楽しい」を追求して、尚且つ勝とうとするならば、
「勝つ」までの最短距離を突き進むチームに
勝てるだけの「勝つ事」に対しての貪欲さを
身につけていなくては、戦うことすらできないです。

「楽しい」という基準値を仕事に設けてしまうと、
必ず「やりたい事」と「できる事」しかしなくなる。
そうなると「苦手な事」「嫌な事」から目を背け、
結果的に、そのウィークポイントを相手に突かれて、
惨敗という結果に辿り着くと。

結局のところ、
サッカーという「仕事」に対して
「楽しい」とかいう概念をすぐに持ち込む人間は、
現実の厳しい競争社会から、
逃げている人間なんだと思います。
「楽しい」という概念の上に
仕事が成り立っているのではなく、
「勝つ事」「良い結果」の上に
「楽しい」という概念が乗っているんです。
ここを徹底的に突き詰めていかないと、
いずれ自分の「やりたい事」を捻じ曲げるような
チームになってしまう結果になります。

「楽しいサッカーが見られれば結果はついてくる」
なんて理論では、残念ながら結果はついてきません。
なぜなら、そのような「楽しいサッカー」を
している間に他のチームは勝つ為、
結果を出す為の最短ルートを辿り、
「勝つ」「より良い結果を出す」という
一番大事なものを奪っていき、
そこには何も残りません。

だから、本気になって
全ての試合を取りに行かなくてはいけないし、
競争相手に対しては、
全力で潰しに行かなくてはいけません。

「楽しさ」だけを追求するのは
「自チームがかわいい」か「応援以外に楽しさを求める」
だけであって、根底で「勝つ事」は
二の次になっている人です。

そりゃやってる選手は
「楽しさ」か「結果」かの二択ではなく、
両方とも取りに行く貪欲さがなきゃ、
それこそ、仕事は「楽しくない」ですよ。

「中に絞りすぎ」「ボールウォッチャー」とか
辛辣な言葉を投げかけられるのも
選手の「仕事」のうちだと思いますが、
「やってて楽しいか?」と言われるのは
選手の仕事ではないですね。
なぜなら「楽しい」という概念の上に
仕事が成り立っているのはないのだから。

どんな職業に対しても
「楽しいか?」なんて聞いちゃいけないです。
その発言はその人の人生も、仕事も、
全て否定することになると思いますから、
この言葉ほど、
相手を侮辱した発言はないと思います。

それに「勝つ」事にこだわるのは楽しくないですが、
結果が出ればやっぱり楽しいですからね。

スポーツ選手だけでなく、
世の中の職業は「仕事」が楽しいのではなく
「結果」が楽しいものなのです。




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