遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

枇杷の花

2022-12-02 16:04:45 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年12月2日(金)

枇杷の花

バラ科の常緑高木で、樹木の高さは5~10m。
石灰岩地帯に野生、暖かい地方で果樹として栽培される。
葉は広倒被形、長い楕円の葉は15~20cmある。
葉の表面は艶が在り厚めで葉裏には産毛がある。


11月頃から12月にかけて、枝先に円錐花序をなして
五弁の白色の花を多数開き、芳香を放つ。
中軸・花柄・萼片ともに淡い褐色の繊毛に包まれた目立
たない花である。

概して慎ましく、地味、淋しい、ひっそりという印象が
強い花で、華やかさはないが、意思の強さを感じられる
花である。
冬の色の少ない、もの静かな情景が似合う花と云われる。

枇杷の実(6~7月)
ご近所から頂く枇杷の実、

毎年、夏季になると「枇杷の実」を頂くご近所の裏庭に
枇杷の花が咲いている。

細長い大きな葉が枝一杯に広がり、その葉の中央あたり
から小さな白っぽい花が密生しているが、目立たない。
葉の緑に圧倒され、葉陰から覗いているようだ。

葉には芳香があるというが、敏感でない鼻にマスクを
する身では、尚更匂いなど判る筈もないか、、、、?
この葉の独特の形を見なければ何の花が見当がつかぬ、
何時も通り過ぎる、街角の景である。


今日の1句

枇杷の花この家の主慎ましく  ヤギ爺


最新の画像もっと見る

コメントを投稿