平成31年3月1日~3月2日に青森県にて開催された「第53回糖尿病学の進歩」に参加いたしました。
当研修会は、医師、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士その他糖尿病治療に携わる医療関係者にとって、最新の知識を得るための良い勉強の場になります。
高齢の糖尿病患者さんは、サルコペニア(老化にともなう筋肉量の減少)に注意が必要で、食事(タンパク質摂取)と筋力トレーニングの重要性を再認識させられました。
患者さんに、「運動療法をしていますか?」と聞いても、「出来ていません。」と答えることが多いです。
運動療法という言葉が、患者さんにとって難しく考えさせてしまいます。
“運動療法=有酸素運動”のイメージが強いので中々取り組めていないのではないかと考えられます。
“運動する=活動する”と考え、30分に1回立つ事を指導し、少しずつ1日の活動量を増やすことを実践して、体を動かすことの動機付けをしていかないと、継続は困難であると教えて頂きました。
今回の研修をこれからの療養指導に生かしていきたいと思います。
やよいメディカルクリニックHP
投稿者:やよいメディカルクリニック リハビリテーション科 科長 龍田義人