猫アレルギーにゃんの駄文日和

猫アレルギーなミーハー猫、日常を省みるというよりは暴走ぷりを晒す空間 猫風呂

スタミナ冷麦withゴーヤさん

2011-08-24 18:39:04 | れしぴと食事の日常

冷麦をゆでて、冷やす。饂飩はありだけど、素麺ぢゃ食感に難がある。
ゴーヤ輪切り。
あわせ調味料:味噌と醤油と味醂は1対1対1。
豚肉をオリーブオイルで炒めて、ゴーヤも一緒に炒めて、火が通ったらあわせ調味料で。
冷麦にのせて、トマト、マヨネーズを添えて、付け汁よりは薄めの汁を回しがけ。
お腹が空いていないという、これからスマイルの販売(というよりは苦情係)に行く人のお夕飯を。
所要時間:10分。あはは。
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猪瀬直樹著『言葉の力』で思い出したこと

2011-08-01 22:08:33 | 猫的しんもん考
言葉の力 -   「作家の視点」で国をつくる (中公新書ラクレ)
猪瀬 直樹
中央公論新社



中央線での帰宅時、日曜ダイヤ。
私の隣には20代中盤と思われる男女二人。
男の子の話し声がでかく、その日私はipodさんを持っていなかったので
彼と彼女が大学の同期で、研究室だかサークルだかのOB飲み会だったらしい
ということが推測できた。

で、そのときに彼が話したこと。
雑誌、漫画以外本は読まない、仕事関係を除いて。
特に文学カテゴリーに属するもの。
何故かといえば、自分の考えた風景や登場人物の雰囲気など、
一つ一つの細かい場面で、作者の考えていたものと同じものが想像できないのは
作者に対して失礼に当たる恐怖感があるとか。
少なくとも漫画には、絵があるので、気楽に読めると。
彼女は、そういうことを想像する力を持つことが、読書の必要性のひとつなんぢゃないの?と。

そしてこの2人。
小学校の教員なのだ。
彼は、子供達には本を読むように勧めてるよ、そういう指導しないわけには行かないからさ、
でも、俺自身はいやだねー、といっていた。


帰宅して、娘に話したら、
「ありえねー、もしかしてさ、読書感想文でも子供の頃に書かされて、
 担任に赤ペンでけちょんけちょんにされたとか?」
って答えが返ってきたんだけど。
ありそうな話だなーって、うなずいた。

私自身の昔話。
小学4年の時、日記を提出して、文章そのものを7割がた直された。
その日にあったことを、なるべく感情を入れないで、具体的に書いて、
その場がどんなに盛り上がっていたのかみんなに読んでもらおうと思ったのに、
いちいち楽しんだ、悔しかった、嬉しかったと付け加えろといわれるのに納得いかなかった。
結局、私はその年それ以来日記を提出しなかったので、文集には、
担任が推敲した日記を載せられたのだった。
彼がいっていた読書に対する思いも、そんなことに通じたりするのかな、なんて推測。



多分、1年半くらい前の日曜の夜
通りすがりの彼らなのだが、そんなことを、この本を読んで思い出した。


その時の彼が、自分の読書に関する思いを、大学時代の指導教官に正直に話していたら
どういう指導がされたのだろう、と思った。




旧東京7区から出た日本のトップにいる人、
本は読まない人だってのは、よーく知ってました。
いえ、よーく、ったって、私の勘ですけどね。15歳の時の勘って鋭いもんです。
少なくとも言葉の力が弱いことを自覚、もしくは誰か他者からの言葉を
受け入れていれば、上質のライター雇うことくらいできたんぢゃないの。
なんて思っていたわけですが、ちょっと裏づけされたかな。



とりあえず、教育実習を来年迎えると思われる娘に読んでもらって感想を聞こう。
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