平成30年度 萢中ねぶた愛好会
~題目~
「魯智深 仁王像を打ち壊す」
~由来~
梁山泊に集った108人の豪傑のうちの1人、魯達。後の魯智深。
悪徳役人たちをバッサバッサと倒していく痛快物語。水滸伝の登場人物である。
性格は、思慮にはやや×ものの間違ったことは絶対に許せない、短気で乱暴者。
それでいて明るく力自慢な男である。
ある日、酒場で出会った流しで歌手を業いとする親子のいたたまれない事情を聞き、怒った魯達。
そのことで、悪人とはいえ力任せに人を殺めてしまった。
もう出家するしかないと考えた魯達は五大山は文殊院に出家し、魯智深という法名を受ける。
しかし出家はしてみたものの、僧の暮らしには馴染めず退屈な日々。とうとう山門を出て門前まで下り、好きなだけ酒を飲み、肉を喰らう。
大いに酔っぱらって山に帰ると、山門の仁王像が自分をあざ笑っているかのような錯覚におちいり、それに苛立った魯智深は、その怪力にまかせ、仁王像をぶち壊してしまった。
つがる市ねぶたまつりまであと10日。
表のねぶたが完成し、現在は見送りに手をかけています。
あと少し、頑張りますよ。