神奈川県教育委員会は28日、「合体しましょうか?」などとみだらなメールを女子生徒に大量に送ったとして、同県平塚市内の県立高校の男性教諭(53)を懲戒免職にした。メールは一部の事務連絡を含め900件以上で、うち約100件は勤務時間中だったという。県教委によると、教諭は2004年6月ごろから約半年間、2年生だった女子生徒の携帯電話にみだらな内容のメールを送った。[共同通信社:2006年03月28日 19時15分]
くたびれ果てている(であろう)53歳のおやぢが、あろうことか高校2年の女子生徒にメールでナンパか。
まあ、昔から、こうした勘違いおやぢによるセクハラ事件は枚挙の暇がないが、半年の間に900件とは恐れ入った。土日を含めても日に5件、土日を除けば日に7件平均で送られていたことになる。
ネット社会の手軽さだね。手紙だったらなかなかこうはいかなかったかもしれない。
しかし、こうしたセクハラ事例をみていると、人の性欲には限界というものがないんだなと、つくづく思う。年齢だけではなく理性の面でも。
以前に勤務していた職場で、58歳になる男が21歳のバイトの女の子にしつこく言い寄ったという事例があった。
バイトという立場上、断ることのできない彼女なのに、食事だ映画だと頻繁に誘いの声をかけたのである。
いやいやながら付き合っていた彼女に、あろうことか「君が僕のことを好きなのはわかっているんだよ」なんちゃって迫ってきたらしいのだ。
悩んだ挙句に彼女はオレに相談をしてきた。早速談判に出向いたのだが、なぜ抗議されるのかわからない、といった風情。
「彼女は恥ずかしがっているだけなんだよ。もっと自分に素直にならないと。映画を一緒に観て、そのあと食事をしたときも、映画の話題で話が弾んだから趣味も一緒。僕のことが好きなのはわかっているんだ」
彼女は、もしかすると手出しをされるのではないかと恐れ、怖くて仕方がないので俺に相談してきたというのに、ここまで完璧に勘違いをしているとは…。
あまりのことに脱力した。
しかし、脱力したままでいるわけにもいかず、彼女は本当に嫌がっていること、映画や食事に付き合ったのは断ればバイトをやめさせられるのではないかと恐れてのこと、本当は怖くて顔をあわせるのも嫌だということ、などを諄々と説き、「とにかく今後は一切、彼女に近づいたり声をかけないで下さい。そうでなければセクハラで処分されることになりますよ」と申し述べた。
それでも悲しそうな表情で「彼女は自分の気持ちに気づいていないだけなんだけれど…」などとつぶやいている。なんだかこっちまで哀れになってきた。
あくまでも仮定の話だが、もしも20歳代くらいの若い女性がオレに好意を示すような態度をとってきたりしたら、嬉しい気持ちよりも先に警戒感を抱くだろう。自分の年齢を考えてみれば当然のことだ。
それが、職場での地位に対する心遣いとか、年長者として相談相手の対象にしているなどといった事情によるものだと明らかになれば、初めて安心できるというもの(飲み屋でのリップサービスは別ですよ。いうまでもないことですが)。
おやぢは決して思い上がってはいけない。それでなくても一般におやぢは因業で脂ぎっていて不潔で時代遅れでスケベだと思われているのだから\(^0^)/
この900通メールおやぢ、もしも勘違いの果ての行動だとしたら、そのあまりに手前勝手な思い上がりのツケの重さに愕然としていることだろう。それとも、「そんなはずはない!彼女は私に好意を持ってくれていたはずだ」なんて、いまだに妄想の中をうろついているのだろうか。
ただ、気になることが一つ。
この900通のメールを受け取っていた女子高生は、この教師に返信を打っていたのだろうか。打っていたとしたら、どんな内容だったんだろう。教師をその気にさせるようなものだったりして(^^;
くたびれ果てている(であろう)53歳のおやぢが、あろうことか高校2年の女子生徒にメールでナンパか。
まあ、昔から、こうした勘違いおやぢによるセクハラ事件は枚挙の暇がないが、半年の間に900件とは恐れ入った。土日を含めても日に5件、土日を除けば日に7件平均で送られていたことになる。
ネット社会の手軽さだね。手紙だったらなかなかこうはいかなかったかもしれない。
しかし、こうしたセクハラ事例をみていると、人の性欲には限界というものがないんだなと、つくづく思う。年齢だけではなく理性の面でも。
以前に勤務していた職場で、58歳になる男が21歳のバイトの女の子にしつこく言い寄ったという事例があった。
バイトという立場上、断ることのできない彼女なのに、食事だ映画だと頻繁に誘いの声をかけたのである。
いやいやながら付き合っていた彼女に、あろうことか「君が僕のことを好きなのはわかっているんだよ」なんちゃって迫ってきたらしいのだ。
悩んだ挙句に彼女はオレに相談をしてきた。早速談判に出向いたのだが、なぜ抗議されるのかわからない、といった風情。
「彼女は恥ずかしがっているだけなんだよ。もっと自分に素直にならないと。映画を一緒に観て、そのあと食事をしたときも、映画の話題で話が弾んだから趣味も一緒。僕のことが好きなのはわかっているんだ」
彼女は、もしかすると手出しをされるのではないかと恐れ、怖くて仕方がないので俺に相談してきたというのに、ここまで完璧に勘違いをしているとは…。
あまりのことに脱力した。
しかし、脱力したままでいるわけにもいかず、彼女は本当に嫌がっていること、映画や食事に付き合ったのは断ればバイトをやめさせられるのではないかと恐れてのこと、本当は怖くて顔をあわせるのも嫌だということ、などを諄々と説き、「とにかく今後は一切、彼女に近づいたり声をかけないで下さい。そうでなければセクハラで処分されることになりますよ」と申し述べた。
それでも悲しそうな表情で「彼女は自分の気持ちに気づいていないだけなんだけれど…」などとつぶやいている。なんだかこっちまで哀れになってきた。
あくまでも仮定の話だが、もしも20歳代くらいの若い女性がオレに好意を示すような態度をとってきたりしたら、嬉しい気持ちよりも先に警戒感を抱くだろう。自分の年齢を考えてみれば当然のことだ。
それが、職場での地位に対する心遣いとか、年長者として相談相手の対象にしているなどといった事情によるものだと明らかになれば、初めて安心できるというもの(飲み屋でのリップサービスは別ですよ。いうまでもないことですが)。
おやぢは決して思い上がってはいけない。それでなくても一般におやぢは因業で脂ぎっていて不潔で時代遅れでスケベだと思われているのだから\(^0^)/
この900通メールおやぢ、もしも勘違いの果ての行動だとしたら、そのあまりに手前勝手な思い上がりのツケの重さに愕然としていることだろう。それとも、「そんなはずはない!彼女は私に好意を持ってくれていたはずだ」なんて、いまだに妄想の中をうろついているのだろうか。
ただ、気になることが一つ。
この900通のメールを受け取っていた女子高生は、この教師に返信を打っていたのだろうか。打っていたとしたら、どんな内容だったんだろう。教師をその気にさせるようなものだったりして(^^;
若い恋人もいたし、客観的に見て問題の高校生より美人でしたし、お相手に困って高校生に手を出したとは思えないです。
(教師のくせに恋人を作るのがけしからんと言う人もいるでしょ うが、この先生の接し方はとても爽やかで、見ていて感じが 悪くなかったです。生き方に心服して先生のことが好きにな る人が多かったです。私も彼を人間として好きでした。
新聞配達に慣らせるために生徒と1週間も寝泊まりして世話 したり、不登校の生徒ん家に朝ご飯食べに行って連れてきた り、大学も研究室まで連れて行ってくれたり、補習も朝出して やり続けてくれたり、金パチ先生みたいな人でした。
もっと常識をわきまえれば良い先生でいられたと思います。)
私はメールの相手の生徒も知ってるけれど、メール自体は全て先生が送ったものでないし、当の高校生もメールを楽しんでました。
私も含めて3人で共著の小説を書く感じでメールしてました。
確かに言葉だけを取り出すと問題になる語もあります。
しかし、合体とか融合とかの言葉は前後の文脈から読み取れば精神的な融合だと分かるはずです。
メールの送受信全文を公開しないで、一部の語句だけを取りだして指弾するのは恣意的すぎます。
問題の生徒が先生をその気にさせるようなメールを書いてたなら生徒も共同創作者になるわけだし、誘惑にのった振りをしてお互いに創作を続けていたってのが真相だと思います。
だいいいち、いやなメールが一方的にきてたなら普通の高校生はアドレス変えて受信できないようにします。
気持ち悪がっていたら900通も残しておかないと思います。
バイト先の店長のセクハラは我慢しても高校の先生のセクハラは言葉でも我慢しないのが今の高校生です。
なぜ、900通もためておいたのか? その子も同じ程度の送返信をして、自分が送った分も含めて作品として楽しんでいたから貯めておいたと考えるのが自然だと思いますが。
では、この先生は何で処分されたのか?
そこんところが分かりません。
狭い町だから生徒とホテル入ったりしたらすぐ噂になるし・・、
何の罪でクビになったのか本当のことは私にも教えて貰えません。
生徒と一緒に小説を書いたらいけないんでしょうか。それがメールだから? 公表もしてないのに?
お母さんがメールや日記を盗み見する人だったから表に出たわけで、本人は全く被害者意識なんてないのに。
まあ、それでも教師だから処罰されたんでしょうか。
よく分かりません。
どうやら私は、ネットの新聞情報という一方的なソースに反応して、極めてステレオタイプな感想を決め付けで書き込んでしまったようですね。
頂いたコメントの内容を拝読し、こうした背景があるかもしれないことに思い至らなかった迂闊さを恥じています。
>お母さんがメールや日記を盗み見する人だったから表に出たわけで、本人は全く被害者意識なんてないのに。
そうであれば、この「お母さん」から相談を持ちかけられた教育委員会が、トラブルを懸念するあまり過剰な反応をして、この教師への処分を決めた、ということなのかもしれません。
53歳という年齢で、普通の「教諭」であったとすれば、仰るとおり、生徒のことを第一に考え、恐らく、学校という組織内における管理職等への登用に拘泥しない方であったのでしょうね。
そういう教師を煙たく思う人々も、当局には相当数存在することでしょうから、この一件を利用して、懲戒免職という極めて重い処分に処して追放した、という可能性も考えられそうです。
もちろん、これらについても、最初に当方が勝手な思い込みで感想を書いた状況とさほど違いはないのかもしれませんが。
いずれにいたしましても、一方的な情報が一人歩きしていた事柄に、極めて重要な別の側面からの問題提起がナツメグさんよりなされたことについて、改めて感謝申し上げる次第です。
ありがとうございました。