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私・僕・俺

2017-04-23 23:19:54 | 日記
ボクちゃんが、幼稚園の最終学年になり、自分をボクと言うのを直そうとし始めたそうだ。女の子だから、「アタシ」か自分の名である「はづき(本名は葉月)」とするのが正しいと思うようになったらしい。少し惜しい気がする。彼女には、自分をボクと言うのがよく似合っていたのだ。それが、「女の子なのに」似合っていた。かわいらしかった。

ボクちゃんの7ツ違いのお兄ちゃんが4ツの頃の某日、「お父さんが、自分のことをワタシって言うんだよ」と家人に訴えた。男がワタシと言うのを変だと思ったわけで、かわいい話として我が家に残っている。

小学4年の終戦の年に、兵庫県芦屋市から茨城県稲敷郡根本村(現 稲敷市)に転居した。「ああ、しんど」のことを「Oh!Koway!」と言うのに異国を感じたが、もっと驚いたのが、同級の女生徒が自分のことをオレ・オラと称することだった。老婆や中年女ならまだしも、少女が半纏にモンペ姿で、オレ・オラと連発するのを耳にすると、一種の絶望感のようなものが漂った。あれから70年、現在はさすがにソレはないだろう。

僕と言わない友人が何人もいる。それが自分に似合わないのを知っているように見える。同僚や後輩にはもちろん、俺と言う。目上にはわたしになるが、この使い方が上手くない。ワタシと言うつもりがアッシになる。音にすれば圧死と同じである。この友人達はすべて茨城、岩手、山形の出身である。「僕は××です」なんて、とても恥ずかしくて言えねぇよという顔をしている。

前にも書いたが、私は、標準語、茨城弁、関西弁の3つをほぼ正確なイントネーションで話すことができる。それに、私・僕・俺を適当につけていくのは容易である。齢をとると僕を多用するようになる。ドクターにもリハビリ先生にも、指圧名人にも僕で行く。81歳になると先輩にはあまり会わなくなる。同人会などにいた年長者の大半は旅立ってしまっているから、私を使う機会は滅多にない。俺、お前で話す仲間も少なくなった。
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