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少年野球

2018-07-03 22:25:56 | 日記
重田名人の治療に付き添って来るIさんの息子(A君とする)は中学3年生で、硬式野球のクラブチームに入っている。「学校にも野球部はあるでしょう?」と訊くと、「ありますけど、軟式ですから」と、そんなものは相手にしていないというような調子で答える。どうやらIさんの息子への期待は大きいようだ。Iさんは藤沢住まいのようだが、横浜高校、東海大相模高あたりに進学させたいのではないだろうか。その話になると、「いや、ウチは公立ですよ」と笑ってはいるけれど。

私は中学校の3年間を茨城の小都市で過ごした。学校の野球部には入らなかった。クラスメイトだけで作ったチームで他流試合をやったり、時には大人のチームを手伝ったりして楽しんでいた。大人のチームでは打順は8番か9番だったが、背丈だけはあったので、いつも一塁手を任されていた。高校1年のときは、中学時代に野球部員だった連中を集めて強力チームを作ったことは以前に書いた。私の少年時代の球歴はそれだけである。それでも、社会人になってからは会社のチームで4番を打った。4番の責務(つとめ)は充分に果たした。

今日(3日)、Iさんが来てA君の話をすると、「今度は小さいんです。県大会ですから」と言う。中学生が硬式野球をやるということだけでもすごいと思っているのに、その試合が、県大会レベルでは小さいというのだから驚く。要するに、時代が違うのである。私のやっていた少年野球なんていうのは、野球ではなく、ゴムまり遊戯に過ぎないのだ。A君は来年どこの高校に入るのか。甲子園へ行けるか。名をあげて、ドラフト会議で指名されるか。父親であるIさんの頭の中はクルクルと回っているのだろう。

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