yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

1日二本の講演会の条

2010-10-03 21:59:40 | yaasan随想
 昨日10月2日は午前と午後の二本の講演をする羽目になってしまった。

 今回は私の落ち度ではなく、どうしてもこの日にして欲しいという午後の依頼者の声を無視できず、やむなく引き受けたのだが、やはりきつかった。

 それも前日の夜にパワーポイントやら、次週の講演の資料やらを用意していたら、突然4年生が泣きついてきて、今度の四日市久留倍遺跡まつりの横断幕がうまくできないんですという。

 この大型のプリンターはどうも他のソフトとの相性が悪くいつも何かトラブルを起こす。今回は二行に打ったタイトルの上の行は印刷できるのに下の行が出てこないという奴だ。これまでにはなかったことだ。ただし、その事に8mにも及ぶ横断幕の大半が刷り上がったところで気付いたのである。

 インク代、印字の特殊な用紙代、これ、相当な額なのだが・・・。

 しかしこれがどう扱ってもうまくいかない、こっちは資料を作らないといけないので焦るは、段々イライラしてきた。

 結局昨夜は諦めて後日やり直すことに。

 そんなこんなでとうとう徹夜状態で講演会場に。どうも寝ぼけていたのか、眼鏡を忘れるという信じられないハプニング。たまたまみなさんにして頂くアンケートがあったのでそれをやっていてもらう内に眼鏡を取りに帰る(午前は大学での講演だったのでよかった)。

 そんなこんなでバタバタと話しに入ったのでどうもうまく進まない。以外と前段の話しに時間をとられ、結局は当初の予定の半分も資料と使わないうちに終わりの時間が。前夜にプリンターが使えなかったためにパワーポイントの印字もできず。きっと判りにくかったに違いない。ごめんなさい。来週は今回の分も取り戻ししっかり話しますので。

 午後からは終わって直ぐに近鉄特急に飛び乗って、伊賀神戸へ、そこで初めての伊賀鉄道線に乗り換え、伊賀路をとことこ各駅停車で上野市まで。駅から歩いて5分のところにある上野高校同窓会主催の講演会へ。

 15分前に着いて大慌てでパソコンの準備を。

 100人の会場がびっしり満員。こちらは電車の中で居眠りしながら話す段取りを考えていたのでなかなか快調に話すことができた。資料も手頃な量だったので、10分前におおよその終わりのストーリーを思い描きながら話をまとめていくことに。

 終わったとたんに疲れがどっと出た。

 来週は大学での講演会の第二回目。テーマは東海道の駅家。

 果たしてどうなる事やら。

 何事ももっと早く準備することですよね。文化の秋、しっかり話すようにと思う人はこいつをポチッと押して下さいね→人気ブログランキングへ

 黄金色 絨毯の中ゆく 伊賀鉄道

 運動会  懐かしの音 伊賀の里

 大海人の 皇子らも急ぐ 黄金の道

 晩秋の 伊賀路を急ぐ 聖武等が

 城之越の 水辺に舞落つ 枯れ一葉

  秋風に 炎夏のTyre 遙かなり


  




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。