yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

ノーベル平和賞・オバマ大統領の11月ヒロシマ・ナガサキ訪問を!の条

2009-10-09 23:44:19 | yaasan随想
 世界の動きは速いですね。

 ノーベル平和賞ですよ。

 嬉しいですよね。



  ノーベル平和賞・オバマ大統領のヒロシマ,ナガサキ11月訪問を何が何でも実現しようではありませんか!!

 日本中のみんなが、この悦びを行動に変えようではありませんか。

 8月6・9日を核兵器廃絶を誓う世界平和デーに制定することを今こそ日本から提案すべきではないでしょうか。もちろん率先して日本が先ずそれを実践すべきでしょう。そして8月6日から15日までを平和週間として全国民が平和を祈る日に制定すべきではないでしょうか。

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 毎日JPには様々な方面からのコメントが踊っていました。感激です。

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ノーベル平和賞:オバマ氏受賞 広島、長崎から歓迎の声

2009年10月9日 21時48分 更新:10月9日 22時34分
オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞が決まり、会見する秋葉忠利・広島市長=広島市役所で2009年10月9日、森田剛史撮影
オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞が決まり、会見する秋葉忠利・広島市長=広島市役所で2009年10月9日、森田剛史撮影

 ノーベル賞を弾みに、核のない世界を目指すため、被爆地訪問の実現を--。唯一の核兵器使用国の大統領としての「道義的責任」に言及し核廃絶を訴えた今年4月の「プラハ演説」から約半年。「核なき世界へのビジョン」が評価されてのオバマ米大統領へのノーベル平和賞授与の報が伝わった9日、広島・長崎の被爆者らから歓迎の声が上がった。11月に来日することが決まっているオバマ大統領。被爆地を訪れることを期待する声もさらに高まっている。
 ◇「激励メッセージだ」有識者ら驚き◇

 平和や核軍縮問題に詳しい有識者は驚きながらも「核廃絶をしっかりやれという激励のメッセージだ」との見解で一致した。

 大阪女学院大大学院の黒澤満教授(軍縮国際法)は「受賞はちょっと早い気もするが、核兵器廃絶に向けて非常にプラスだ」と歓迎。「国内の経済問題などで足を引っ張られているオバマ大統領の取り組みに弾みがつく」と評価した。

 立命館大の安斎育郎教授(平和学)も「平和賞は功績よりも政治的メッセージを込めて激励の意味で贈る場合が多い。来年のNPT(核拡散防止条約)再検討会議などで具体的な成果を出し、核廃絶を進めてほしいとの期待の表れ」と分析した。

 元IAEA(国際原子力機関)広報部長で、大阪経済法科大アジア太平洋研究センターの吉田康彦客員教授も「今後はロシアや中国を巻き込んだ核軍縮の推進や北朝鮮・イランの非核化のため、国交正常化などに取り組まざるを得なくなるだろう。プラハ演説では『米国が先に核を捨てることはない』との現実も語っており、授賞式の演説で何を言うかも注目だ」と述べた。
 ◇「大変うれしい」広島市長◇   

 オバマ米大統領のノーベル平和賞受賞決定を受け、秋葉忠利広島市長は9日、記者会見し、「大変うれしい。核兵器のない世界の実現に向けた激励だと思う。よかったですね、予想がぴったりですね」と笑顔で話した。

 秋葉市長は、今年5月にニューヨークであった核拡散防止条約(NPT)再検討会議準備委員会での演説で、核兵器廃絶を望む世界の大多数を「オバマジョリティー」と呼んだ。9日は、「ノーベル賞には世界の市民や国々の声を代弁する側面があり、今回の受賞には、オバマジョリティーの思いと決意が込められていると思う」と強調した。

 また、「オバマ米大統領は今月の国連安全保障理事会で、核兵器廃絶に向けてリーダーシップを発揮した」とした上で、「(来年5月開催予定の)NPT再検討会議でもリーダーシップを発揮してくれるという期待が高まる」と話した。

 さらに、世界の相互信頼に向けた機運がノーベル賞受賞で生まれたとし、「オバマ大統領が広島と長崎を訪れる環境が整ってきている」と期待した。【矢追健介】
 ◇「まさか、今年とは」被団協代表委員の坪井直さん◇   

 広島県原爆被害者団体協議会理事長で日本被団協代表委員の坪井直(すなお)さん(84)=広島市=は9日、島根県での日本被団協中国ブロック大会から広島市内の事務所に戻ったところで記者に囲まれ、オバマ氏受賞決定を聞いた。

 坪井さんは「人類の立場で核問題を考えてくれる人だから、いずれ受賞すると思っていたが、まさか今年とは。核軍縮・不拡散の流れを進め、核兵器廃絶へと後押しする意味もあって選ばれたのでしょう。ほとんどの被爆者が喜んでいると思う」と歓迎した。

 坪井さんら広島被爆者7団体は今年1月、核なき世界をつくる公約や新しい核兵器の製造を認めないなど、オバマ氏の政策に勇気づけられたことを伝え、広島訪問を願う手紙を出した。返事はまだだが、「ロシアとの核軍縮交渉や国連安保理などでオバマ大統領の行動を見ていると、私たちの思いは十分通じていると思う。受賞のお祝いを込めて、また手紙を書きたい。生きとる間に会いたい」と話した。【松本博子】
 ◇「被爆地にとってく歓迎すべきこと」元長崎大学長の土山秀夫さん◇

 元長崎大学長で、長崎原爆のため入市被爆した土山秀夫さん(84)=長崎市=は「ノーベル平和賞は被爆地にとって大きく歓迎すべきことだ。オバマ米大統領の長崎訪問は見送りになったと聞いているが、米国内の評価も格段に高まるはずだ。今度、日本に来る時はノーベル平和賞の大統領として、長崎に来てほしいですね」と喜んだ。

 さらに核廃絶に向けたオバマ大統領の行動力を称賛し、「核廃絶に向けた努力は、これまでの米大統領の中で際立っている。受賞は妥当だと思える」と評価した。【柳瀬成一郎】
 ◇「実行を伴って」反核・平和団体◇

 国内の反核・平和団体からも受賞決定を歓迎する声が上がった。原水爆禁止日本協議会の高草木博事務局長は「『核をなくせ』と迫ってきた世界の運動や世論への励ましとして喜びたい。ただ、オバマ大統領はまだ『核なき世界』を言葉で宣言しただけ。今後、実行と行動が伴って初めて本物になる」と語った。

 原水爆禁止日本国民会議の藤本泰成事務局長は「受賞をきっかけにオバマ大統領が今後、真の意味での核廃絶に取り組まれることを期待したい。広島、長崎に来て、ぜひ、被爆の実相に触れていただきたい」と話した。

 また、平和問題を調査研究するNPO法人「ピースデポ」(横浜市)の特別顧問、梅林宏道さん(72)は「米国には、核兵器を支持する根強い勢力がある。大統領は個別の成果はまだないと言っていいが、彼が提唱する『核兵器のない世界』を応援したいという意図が、賞を与えた側にあるのだろう」と指摘した。【井上俊樹、武本光政】
 ◇「心の底からうれしい」長崎原爆遺族会◇

 「核兵器を使用した核大国の米国から『核兵器のない世界に』という声が上がり、それが評価されたのだから、心の底からうれしい」。長崎原爆遺族会前会長の下平作江さん(74)=長崎市=は声を弾ませた。「長年、世界中で続けてきた被爆者の活動がなければ、オバマ米大統領のこの言葉も出なかったはず。私たちの声が彼の心に響いた」。被爆地に来て被爆者の声を聞いてほしいと願う。「被爆者が生きている間に核兵器廃絶を実現してほしい。原爆で亡くなった人たちに『あなたたちの死は無駄ではなかった』と報告できる」【阿部弘賢】
 ◇「未知数」児童文学作家◇ 

 3歳の時に広島市で被爆した児童文学作家の那須正幹さん(67)=山口県防府市=は「私は現役の政治家にノーベル平和賞を授与すべきではないと思う。沖縄密約問題が浮上した佐藤栄作元首相の例もある。オバマ大統領も、アフガニスタンでどうするのかなど、未知数だ。今回の受賞にはあまり感心しない」と話した。ただ「プラハ演説が世界の動向を変えたのは事実で、その点は評価している」として「核兵器廃絶への道筋を示したヒロシマ・ナガサキ議定書の実現に向けて努力し、成果を出してもらいたい」と期待を寄せた。【上村里花】
 ◇「期待を込めた受賞」張本勲さん◇  

 プロ野球評論家の張本勲さん(69)=東京都大田区=は5歳の時に広島で被爆、6歳上の長姉を失った。プラハ演説には共鳴しており「核廃絶を米大統領が表明したことは大きい。必ず実行してくれるとの期待を込めた受賞だと思う」と喜びの声を寄せた。原爆投下を巡り、歴代の米大統領が「戦争終結のためやむを得なかった」と述べるたび、怒りを覚えたという。「これまでの大統領が示さなかった核軍縮への道筋をオバマ大統領は示し、ノーベル賞も後押しした。世界の国々もその道を歩んでくれると信じている」と力を込めた。【平川哲也】
 ◇「ぜひ広島・長崎に来て」漫画家の中沢啓治さん◇ 

 広島での被爆体験を描いた漫画「はだしのゲン」で知られる中沢啓治さん(70)=埼玉県所沢市=は「米国が原爆を投下した当事国だってことを、ちゃんと認識して、核廃絶に向けて行動している初めての大統領だよ。立派だよ。応援してあげたい」と喜んだ。ボランティアグループが英訳した「はだしのゲン」全10巻が近く大統領一家に届けられる。「ぜひ広島・長崎に来て、原爆資料館を見て、原子雲の下でどれだけ多くの人間が、もがき苦しんだか知ってほしい。そして被爆地から、世界に発信する演説を聴きたい」と被爆地訪問を待ち望んでいる。【松本博子】

(http://mainichi.jp/select/today/news/20091010k0000m040098000c.html より)

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 旧広島大学東千田町キャンパスの被爆建物