草臥れたな~ぁ そんな感じが何年かに一度は出てきたしまう。75年生きてきたので、もう良いかこの辺で終わりたい、と思ってしまう。
しかし、死に恐怖はもの凄くあるのだ。
2019年3月に、投げやりな生活をしてしまい、高血糖の状態が多かった。
その結果、HBA1cが 9.7%にまで上昇してしまった。
過去に、糖尿病の余病が出た時期が集中した時がある。
肝膿瘍、肝臓に2個の膿の塊ができて、高熱で入院している。
その時には、その病院に循環器関係の医者がいないので、足首から下が、歩けないような浮腫ができていた。心臓の悪化であったのだが、その時には、医療は無関心に過ぎた。
退院後、3週間くらいで、胃の上であばら骨付近が何やら気分が悪く、病院の外来へ行った。あとで調べたら、あばら骨の下あたりに異常を感じたのは、心筋梗塞の前触れの身体の症状であったらしい。足首が歩きにくい状態まで、浮腫むのは、心臓の不全での浮腫であったようだ。
胸のレントゲンと、肝臓のCTを撮った。結果、肺に水が溜まっている状況であった。絶対安静で、ナースセンターに近い個室に入院となり、動くなと言われたが、トイレと洗顔を室内のモノを利用していた。動脈を拡張する薬を飲まされて、電波で血圧と脈拍を送り、モニターで監視されていた。心臓の専門家の医師の見立ては無かった。動き回っていても問題が起きずに、何故か退院の時期を感じたので、どうするかを考えあぐねていた。
外科の責任者の医師が、覗きにきたので、『退院後に、隣の区の心臓の専門病院の外来へ掛かることをして良いか、』尋ねた。その返事が医者としてそんなことを言って良いかというような事を言うので、怪訝な顔をしたよだ。まさかの発言であったからだ。後に、心臓の冠動脈にステントを留置したことを知ったその医師が、大腸癌の手術の入院時に、無言で頭を下げた。私も最敬礼して応じた。言葉が無くても解り合えることであった。
その後2日後に、同じ医療法人である埼玉の大きな病院に循環器内科が存在しているので、そこへ移ってくれとのことで、介護タクシーで向かった。一人で行くことを心配した看護師達が、医師の意見としても、家族の監視が必要と言われたが、独居老人であることで、介護タクシーで妥協した。
冠動脈の一部が細くなっている部分があるので、ステントを入れて、冠動脈が塞がらないように、処置をすることと、その他の冠動脈も検査するということで、ステントの留置もしてきた。
心臓の冠動脈へステントを入れる動画をこの下にURLをおいた
http://www.m-junkanki.com/case_study/ACS/stent-anima.html
これ以上の HA1cが上がるとまた余病が出てきて、今度は助からない状態になるだろうと覚悟はあるが、体重と共に、血糖値管理もしっかりとして、暮らしている。
2019年4月の HA1cは、8.9% と0.8%下がった。5月には、8.5%以下を指して頑張っている。
意志が弱いのは承知であるが、『長生き』に何の意味があるのだろうか、との思い始めている。ただ、死ぬのが怖いだけである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます