串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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湯村温泉 朝野屋の食事

2022年12月25日 | 宿-関西

食事は同じフロアーの別の部屋に用意された。

いつも通り、夕食は18:00~、朝食は7:00~にしてもらう。

夕食も朝食も同じ仲居さんの接待だった。

かつてはそういう宿が多く、部屋食の時は心づけを渡していた。

最近はそういう宿に泊まる事がなかったので、心づけの事など忘れていた。

どうしようか?ちょっと迷ったけど、割り切った。

この宿は、古き良き旅館スタイルを続けておられるが、正直なところ、ちょっと窮屈だった。

 

 

前菜ですが、細かい説明はありません。

奥の黒いのはごぼーでした。

赤いマグロを見るとガッカリ。

マグロ好きではない。

トロや中トロなら食べる気になるが、この赤いのは・・・。

鯛の薄切りがハス芋の向こうにたっぷりで、持て余す。

先附のほうれん草の白和え。

カニ身の下に、赤こんにゃく、その下は柿と、手の込んだ一品。

主役のほうれん草は奥に隠れている。

具材をぐちゃぐちゃと混ぜないで、和え衣はたすき掛け。

お酒のラベルはご主人の作品。

アンコウのチーズ鍋。

アン肝も少量。

出来上がり。

 

煮物は、南瓜いとこ豆腐。

南瓜主体の豆腐の中にアズキがちらほら。

アワビも入って、お汁は蕪のすり流し。

蕪の釜に吹き寄せ。

松葉は蕎麦かな?食べられます。

下に酢味噌が敷いてあって、蕪も全部食べるとお腹いっぱい。

但馬牛のビーフシチュー。

少しで良かった~、もう食べられない。

親カニの甲羅盛り。

カニ酢、もう少し甘くしてほしいなぁ。

身を出すの、面倒でしょうねぇ。

いいもの食べさせて頂きました。

デザートです。

月替り会席 お値打ちプランという高くはないプランなのに、高価な食材が使われ、
手の込んだおいしい食事だった。

食事中、明るい、堂々たる風格(体格ではなく)の女将が挨拶に来られた。

数多く旅館に泊まっているが、女将のご尊顔を拝する宿は少ない。

まぁ、女将さんがいない宿も多いのですが。

女将は宿の顔であり、ホスピタリティの良し悪しは、女将の采配に拠るものかもしれない。

この宿のこだわりは、ひとえに女将さんによるものだと思った。

いや、館内の絵画や工芸品は、書や絵画が得意な御主人に拠るものでしょうか。

朝食です。

身の厚いカレイでした。

朝、料理長が部屋でだし巻き卵を作って下さるというサービスがあったのですが、
シャイな私達はこれは辞退した。

コーヒーは出ません。

その代わり、3種の日本茶が用意されていた。

こんなサービスは初めて。

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