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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

満山荘-2

2008年09月11日 | 宿-甲信越

 

 

 

 

 

 

 

 

食事は、朝・夕共に食事処Food(風土)で頂きます。

隣とは、ついたてで区切られているだけなので、隣のグループの話し声、笑い声、それに赤ちゃんの鳴き声までが
混じって賑やかを通り越しうるさかったです。

夕食は、席が決められていますが、朝食はバイキングで、好きなテーブルに座ります。

席に着くなり、年季の入ったような色絵の皿や織部の器に目がいきました。

なかなかおしゃれなテーブルセッティングに料理への期待が高まります。

九谷だろうか?伊万里or有田・・・?
この大きな皿は、その後もとり皿として使います。

生湯葉に添えられた柚子胡椒。
珍しい取り合わせで、ちょっと驚きました。

牛乳豆腐ですが、上のトッピングは何だったかなぁ・・・?

銀の皿に高台の器が、よくマッチしています。

素麺のように見えるのは、長いも。

長いもを突いて水にさらし、ぬめりをとったもので、下に忍ばせたダシと合わせて食べるのですが、
このダシもおいしく、長いもの食感もよくて大変おいしくいただきました。

家に帰ってから作ってみましたが、長いもが素麺のようにはならず、ブツブツ切れてしまいました。難しいです。



馬刺しは苦手なので、前もって電話で断っておいたのですが並びました。

すりおろしたにんにくで食べるようですが、これは、残しました。

織部の器に、アボガド添え。
アボガド添えなんて初めてです。
それに彩りも鮮やかで、女将さん、なかなかやりますねぇ。

料理は、この宿のお嬢さんである女将がされるようです。
手の込んだ料理で、品数も使われている素材も豊富。

4人分盛られた大皿には、野菜がいっぱい。

チーズの茶碗蒸し。

牛フィレ肉のお吸い物。

黒胡椒がぴりっと利いたおいしいスープで薄いながらも、お肉もおいしかったです。

大きな鉢に盛られた岩魚の塩焼き。

かなり使い込まれた鉢ですが、紅い色と木目が美しい見事なものでした。

他にも揚げたての天麩羅が女将の手でテーブルに配られます。

この後、野沢菜茶漬けとデザートが出ました。

草津のケーキで胸焼け気味、せっかくの料理、充分味わう事が出来ません。

途中で料理をストップしてもらおうか・・・とも思ったほどで、お茶漬けは、とても食べられません。

旅館の食事は、完食を目指す私ですが、食欲不振の同行者につられてしまったようです。

 こちらは、バイキングの朝食です。

ずらり並んだ惣菜の数々。
揃った大きな鉢もステキです。

 いつも、バイキングではパンなのですが、並んだおかずを見ると、ご飯が食べたくなりました。

しかし、どれも結構醤油辛いのです。

大旦那さんいわく。
「娘のは塩っぱくて、俺の料理の方がおいしい。」

それを聞いていたので、余計にそう感じたのかもしれませんが・・・。

女将さんの手作りで、ここまで料理が並ぶのは素晴らしいです。
料理自慢の宿と言っても過言ではないような気がします。

今度は、充分、お腹をすかし、万全の体制で泊まってみたいと思いました。