たまごを落とす実験

こんばんは。

帰路、電車内で、最寄駅一つ手前の駅を出たのでそれまで俯いて目を閉じていたが、身体を起こして目をみると、はて、どこかで見た奴、、あ、息子だ。気がついて即席をたち、最後尾のドアの前に移動する。ガラスに映った息子はこっちを見たような見ないような。

電車が止まると振り向きもせず家を目指し、玄関を開けて勝利宣言。

私の勝ちじゃ！

３～４分ほどして息子が帰宅。「知ってるよ、一番後ろから出たの」。
「…めんどくさいひとだよ、まったく」。

今日は何を食べてきたの、たまごはどうだったの、夫とかわるがわる質問する。

以前何の気なしに見ていた鳥人間コンテスト、その大学紹介だったと思うのだが、生卵を13階の高さから落下させても割れないケースを作成せよというミッション。息子がまさかやることになろうとは。今はグループごとに試作品を作るだけでなくマニュアルも作成するのだそうな。

結果は、だめだったんだって。コンクリートの地面に落ちればきっと大丈夫だったはずなんだけど、羽根の出来が良くなかったんだ、時点は置き場の屋根に落ちたから、卵は割れちゃった。

なぁんだ。

賞品のスタバの5000円のプリペイドカードを貰えるって言ってたのに。
しかも俺は使わないって宣言して「4000円で売ってあげる」とまでメンバーに言ってたそうだ。

ともかく、打ち上げってことでどこかへ食事しに行くということだった。
「もんじゃいこうよ、ってね、提案したんだよ」
珍しく、かわいらしく話してた。結局ラーメン食べに行ったんだって。

口の端がゆるんで仕方がない。