Music Mania

No Music No Life

ディスカバー・ビートルズ その13

2020年09月12日 | ビートルズ


9月6日放送のディスカバービートルズは、ラバーソウルのA面から。
ラバーソウルは僕が買った3枚目のアルバムである。
中学2年のときで、毎日何度も繰り返し聴いた。
聴きすぎて、このアルバムを全く聴きたいとは思わない時期が何年もあったけど、今はまた聴きたいと思うことが多い。
このアルバムに限らずだけど、ビートルズはコーラスがうまい。
ハンブルク時代から黒人ガールズグループやコーラスグループのカバーをやっていたおかげで、フロント3人のコーラスワークは非常にレベルが高い。
とくにジョンがリードボーカルで、ポールとジョージがコーラスで入るパターンが好きだ。

ビートルズ通で知られるアルフィーの坂崎幸之助氏。
彼のギターを使っての解説は非常にわかりやすい。
ハードデイズナイトのイントロのジャーン。
これはいろいろな説があって、どれが正解がわからないんだけど、いろいろな説で出てくるコードを全てダビングしてあるんじゃないかな。
この曲は昨年の春にライブでやったことがあるけど、本番直前に楽屋でコードを確認してた気がする。
結局どう弾いたのかあまり覚えてないんだけど。
ミッシェルのイントロのベースの進行。
これもディスカバービートルズで杉氏が解説してたけど、さすがポールのセンスはすごい。
PSアイラブユーのコード進行、これギター弾き始めの頃に弾こうと思ったものの、C♯7が押さえられなくて断念した記憶がある。
イエスタデイなどで聴けるポールの2フィンガー奏法。
これ、だいぶ前にブラックバードをコピーした時に練習したけど、ポール独特の弾き方の一つだと思う。

坂崎幸之助のビートルズサウンド解説

BTSビルボード首位獲得

2020年09月06日 | 音楽
今週のアメリカンヒットチャートは、ついに韓国のBTSが首位を獲得した。
アジア人がビルボード1位を取るのは坂本九「スキヤキ」以来57年ぶりの快挙である。
同じアジア人としてこれは誇るべきことであり、とても嬉しく思う。
他のランクをみると、先週1位だったカーディ・B ft メガン・ジー・スタリオンの「WAP」が2位、ダベイビーは3位だ。
2位の「WAP」ラップだけど、エロティックというより僕にはとても悪趣味に見える。
これを見たあと「ロックスター」のPVを見ると、ずいぶんまともな人に見える。
そして、BTSの「ダイナマイト」が、曲もPVもそれらより異次元レベルで優れてるように思える。
日本でBTSを聴いてる人って、女子中高生が多いと思うけど、アメリカではどういう層が聴いてるのだろうか。

BTS (방탄소년단) 'Dynamite' Official MV


日本で今一番旬なアーティストといえば米津玄師だろう。
最新作「STRAY SHEEP」をじっくり聴いてみたけど、なるほどこれはいいアルバムである。
少し前から昔のシティポップが見直されてるけど、「STRAY SHEEP」は現代版シティポップアルバムだと思う。
音選びのセンスがよく、聴きやすくわかりやすいメロディがある。
「Lemon」という曲なんて、ギターで弾き語ってみると、コードとメロディラインがとても美しくて、そりゃヒットするわな、と納得する。

米津玄師 MV「Lemon」
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ディスカバー・ビートルズ その12

2020年09月05日 | ビートルズ


8月30日のディスカバー・ビートルズは、ラバーソウル対リボルバーということで、両アルバムの魅力を語るものだった。
前に書いたけど、僕としてはラバーソウルまでが前期、リボルバーというか、シングルのペイパーバックライター、レインからが後期かなと思ってる。
ただしビートルズのベストアルバムである通称赤盤と青盤の区分でいうと、リボルバーまでが前記となっている。

どちらも素晴らしいアルバムであることは間違いなく、勝ち負けなどないのだけど、個人的な意見では。。。
楽曲の質の高さでいえば、ラバーソウルの方が上のような気がする。
ただし後世に与えた影響でいえばリボルバーの方が上ではないだろうか。

ビートルズ来日公演について

ラバーソウルとリボルバーの間のツアーでは日本公演も行われた。
あの有名な武道館公演でテレビ放送もされたのだが、実はそのときテレビ放送されたライブと、その後再放送されたりDVDで発売されたライブは別だという。
このときの来日では5回ライブが行われており、6月30日のステージがテレビ放送される予定だった。
しかし、撮影されたものの、出来栄えがあまり良くないとブライアン・エプスタインからNGを喰らい、急遽7月1日に撮影し直され、この日のライブがテレビ放送された。
この7月1日のテープは、帰国時エプスタインが持ち帰ってしまったため、日本には存在しない。
そのため、後に日本のテレビで放送され、DVDにもなったのは、本来NGだった6月30日のステージだという。
僕が見たことのある武道館公演は、当然6月30日のもので、たしかに出来はよくない。
なので、せっかくの日本公演なのに、あまり思い入れがなかった。
ポールのマイクはなぜか固定されておらず、振動でクルクル回ってしまっていて、すごく歌い辛そうなのが印象的である。
このときの衣装は黒っぽいスーツである。
今はyoutubeで、来日時に放送された7月1日版、エプスタインがOKした方のライブを見ることが出来る。
衣装は薄いグレーのスーツで、もちろんポールのマイクはきちんと固定されている。
そして、やはりこちらの方がライブのクオリティが高いように思われる。

THE BEATLES - Paperback Writer - Live At Nippon Budokan Hall, Japan 1966 2nd Concert