Music Mania

No Music No Life

ジ・アナログズ

2018年01月07日 | ビートルズ
最近facebookで友人がシェアしていた動画で面白いものがあった。
それはジ・アナログズというビートルズのコピーバンドのライブ動画なんだけど、これがちょっと凄いのだ。
けっこう大きめのホールで、バンドメンバーだけでなく、オーケストラもスタンバイしている。
そして始まったのは、名盤「サージェント・ペパー・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の完全再現生演奏だった。

ご存知のように、サージェントペパーはかなり手の込んだレコーディングがされていて、これをそのままライブで再現するのは、ほぼ不可能に近い。
しかし、世の中には不可能に挑戦し、やってのける人たちがいるのである。
聴いた感じ、ボーカルの声質以外、完璧にサージェントペパーのスタジオ録音が、生演奏で再現されている。
重箱の隅をつつくような、あるいはかゆいところに手が届くような、そういうマニアックな部分まで完璧なのだ。

驚いたのは、ジョージのインド嗜好マニア曲である「Within you without you」も、同じインド楽器で再現されていることだ。
うーむ、ここまでやるか、参りましたというしかない。

たとえコピーバンドといえど、ここまで徹底すると、クラシック音楽家がモーツァルトの楽曲を完全再現しようと切磋琢磨してるのと同じベクトルであるといっていい。
ロックの未来における、方向性の一つではあるだろう。

Sgt Pepper 50 year later; Live in Concert; 20170602 The Analogues
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福袋

2018年01月05日 | 日常
僕は福袋を買ったことがない。
おそらく、いろいろなお得な買い物が出来るチャンスを逃してるんだと思う。

「福袋、あなたは買う派?それとも買わない派?」
というようなアンケートがあった場合、買う派の人はすごく楽しそうだし、ウキウキワクワクしてるように見える。
それに対し、買わない派の人って、どういうわけか買う派の人を見下していて、勝ち誇ったような顔で悦に入ってたりする。
イヤだなあ、こういう考えの人って。

例えば、ファッション関連の福袋を買う人は、何を着るかより、着て何をするか、を重視するアクティブな行動派ではないだろうか?
まずは行動する、成功する人に共通することだといわれる。
もちろん、福袋を買う人はそういう人ばかりじゃないだろうけど。

たしかに元旦の早朝から長い行列に並んで福袋を買うってのも、ご苦労なことだな、とは思う。
でも、どうせ元旦に家にいてもダラダラするだけだし、それなら福袋の行列に並んで、ゲットして、食事でもして帰るほうが楽しそうだ。
行列に並ぶ時間が無駄だというなら、待ってる間に本を読むとか、スマホで情報収集するとか、行列の様子をSNSに投稿するとか、ブロガーならブログ書くとか、いろいろすることはあると思う。
というか、正月くらい時間を無駄に使ってもいいんじゃないのか。
24時間365日ビジネスのことばかり考えてなきゃいけないってほうが異常だ。

さて、来年の正月は福袋でも買いに行こうかな。

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アルバート・キングを聴こう

2018年01月02日 | 音楽
年末のことだけど、毎年恒例の大掃除をしてた。
今回のBGMは、主にアルバート・キングだった。
というのも、元々はスティービー・レイボーンを聴いていたのだが、疲れてくるというか、ちょっと長時間聴くのはしんどい。
なので、たしか70年代のアルバート・キングってモダンで聴きやすかったことを思い出して、聴き始めたのだ。
聴いてたらはまった。
実はアルバムって1枚も持ってないんだけど、youtubeでフルアルバムがいくつもアップされてるのだ。

アルバート・キングのアルバムを聴くなら、まずはコレ。
1曲目の表題曲はなんとなく日本の歌謡曲みたいな雰囲気があって、わりと好きな感じ。
ALBERT KING - I'LL PLAY THE BLUES FOR YOU (FULL ALBUM)


こちらはライブアルバム。
けっこうギターを弾きまくっててハードな感じだ、
Albert King: Blues at Sunrise (1973) [Album completo]


1971年の作品で、AORっぽくて聴きやすいアルバム。
1曲目はストーンズのカバーだ。
Albert King: Lovejoy (1971) [Album completo]



GANTAN2018

2018年01月01日 | 日常
あけましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願いします。

本当は年末に更新したかったんだけど、突然古い友人たちと忘年会をすることになったり、買った本を読み始めたらハマってしまったり、さあブログ書くぞとキーボードを叩き出すとPCの調子が悪かったりと、なかなか書けなかったのだった。
もう年が変わって元旦になっちゃったので、昨日の紅白歌合戦の感想でも。

僕は毎年NHK紅白歌合戦を熱心に見ている。
なんとなくBGM的に流してるのではなく、集中して見ている。
出演者の中でとくに印象的だった人。

・リトルグリーモンスター
ぜんぜん知らない人たちで、また新手のアイドルユニットかと思ったんだけど、なかなかの実力派だった。
とにかくコーラスが上手で、女版ゴスペラーズといったところか。

・シシャモ
僕の一押しバンドで、今回は高校生ホーン隊とのコラボだった。
彼女たちはバンドとして上手い。
テレビ出演なのに足元に大きなエフェクターボードを置いてあるのは、いかにもライブバンドらしい。

・竹原ピストル
ずいぶん前から知る人ぞ知る存在で、僕がよく行ってた名古屋のライブバーのマスターも絶賛していた。
何度かそのライブバーでもライブしており、僕のところにも招待メールが来たことがあったけど、都合が合わずに一度も行ってない。
魂の叫び、という言葉がこれほど似あう人も珍しい。

・SEKAINOOWARI
歌った曲は何かのアニメ映画の主題歌だったと思うけど、僕の好きな曲だ。
僕は彼らのファンではないけれど、一度アルバムのなかの隠れた名曲みたいなのを聴いてみたい。

・TWICE
まるで洋楽のような曲とセンスで、レベルが高い。
少女時代など韓国のアイドルユニットみたいだな、と思ったら韓国を中心とした多国籍ユニットらしい。
日本はアイドル天国だけど、ここまでのレベルのユニットってどれくらいあるんだろう?
個人的には、韓国や台湾など、アジアのブループが日本で活躍するのはとてもいいことだと思う。

・郷ひろみ
話題の高校生バブルダンスユニットとのコラボ。
どうしてもバブルダンスのほうに目がいってしまう。
でも、バブル当時の若い女性って、こんなんだったっけ?

・エレファントカシマシ
おとなしかった。
NHKだし紅白だし、それは仕方がないんだけど、宮本も大人になったな、と感じる。
出来ることなら、宮本そのものが歌になったような曲「珍奇男」をやってほしかった。
無理だろうけど。

・椎名林檎とトータス松本
相変わらず椎名林檎は素晴らしい。
トータスとのコラボもうまくいってる。

・安室奈美恵
今年で引退する安室奈美恵、今年の紅白ではNHK側も相当力を入れたようだ。
久しぶりに顔を見たような気がするけど、いい感じの大人の女性になったような気がした。
歌はうまいし、動きも軽やかで、引退するのは惜しいと思う。
と同時に、これくらいで引退しとくと、いい感じに伝説になりそうだとも思った。


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