コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

おばあちゃんの戦争の話

2006年01月11日 | 日記
山行記を書く前に、今回の帰省で感じたことがあったので、書いておきたいと思います。


うちのおばあちゃんは、帰省する度に、戦争のお話を聞かせてくれるのですが、今回のは、初めて聞いた話でした。

新居浜市には大規模な空襲はなかったそうなのですが、工業都市なので、時々襲撃されていたそうです。

当時は、おばあちゃんも(20代の頃?)工場で働いていました。


ある日、仕事場の仲間に、「飛行機が海上上空を飛んでいるのが見えたので、こっそり見に行かないか」(仕事場は海のそば)と、誘われたので、物陰に隠れて飛行機の様子を見ていたそうです。

何隻かの船に乗った何人かの日本人がいました。
(なぜ船に乗っていたのかは謎)

すると、その飛行機は、船に近づき、攻撃を始めました。

船は仕留められず、飛行機はそのまま旋回し、何度も攻撃を繰り返し、ついに船はすべて燃え尽き、何人もの人が死んでゆくのが見えたそうです。

いつもクールなおばあちゃんが、目に涙をいっぱい溜めながら話していました。

何十年も前の話だけど、人が人に殺されていく現実を目の当たりにしたことは、絶対に忘れられないのでしょう・・・。

「そのとき本当に怖かったんよ、戦争とは、本当にむごいものなんよ・・・。」


戦争を体験した日本人が、どんどん減っていくなかで、その残酷さを伝えていくのが今後ますます困難になっていくのかもしれない。


私が許せないのは、戦うのなら人間同士でやればいいのに、木を燃やしたり、大気汚染したりすることである。

男だったら、一対一(サシ)で勝負しろ、関係ないものを巻き込むな!!!

ってゆーか、火とか武器を使わないで欲しい。

殴り合いでいいじゃん。

あ、やっぱ痛いの怖いから、じゃんけんとか、あっち向いてホイとかでいいよね・・・。

喧嘩するのはしょうがないけど、別の方法があるはず。


そして、自分は絶対痛い目にあわない位置にいるというのもおかしい。

そういう人についていけるだろうか・・・。


あの歌のように、ナンバーワンよりオンリーワンな世の中になるのはいつの日か・・・?

自然が創り出した人間。
人間って、地球上に必要なのかな・・・。
必要だから生まれてきたんだよね。