コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

今日の出来事

2005年09月22日 | 日記
今日、信じられない出来事があった。

会社に携帯電話を忘れた。

これは、まあ、ただの忘れ物の多い人にはありがちなことかもしれない。
(たぶん・・・

家から会社までは片道30分ほどかかる。

会社の人間が全員いなくなったであろう頃を見計らって、19:30頃、会社まで取りに行った。

到着し、さあ、事務所の中に入ろうとしたとき・・・
ありえないことが発覚しました。

そう、あなたもお気づきのとおり・・・
会社の鍵を家に忘れたのでございます。

そのとき、自分が◯◯であることを認めたくなかった。
あるはずもない車の中を必死に探した。

そして、事務所の鍵のし忘れを期待した。

むろん、それらは全て無駄な抵抗であった。


要するに、私は、携帯を忘れて取りに来たのだが、会社の鍵をも忘れたのだ。
トロくさいとか、鈍くさいとかをとおり越して、私は呆れるほどのバカという称号を与えられたのでした。


もうほとんど携帯など、どうでもよくなってきたが、妙にハイテンションになってきて、ノリで家に鍵を取りに行き、また会社に舞い戻った。
そして無事に携帯を取り戻した。

その間、車の中では、カラオケ大会が開催され、また家に帰ってきたときには、声ガラガラ。

まあ、トータルで2時間もの無駄な時間を過ごしたのです。
そして、今日だけで、同じあの道を3往復もし、もっとしつこく言うならば、1日に6回も同じ風景を見たのでした。

標高0mからの挑戦(利尻編)

2005年09月22日 | 日記
・アクセス数がトータルで3000超えました
これからもっと増えつづけます!
・写真を昨日のものとチェンジいたしました。

こちらは、9月19日の旅日記の続きです!

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フェリーはPM17:40に鴛泊港に到着。

観光案内所にて利尻山の麓のキャンプ場までの地図を貰う。

キャンプ場までは4キロもあるというから、さあ大変。

何が大変なのかというと、この大量の荷物である。

ぱんぱんになったザックを背負い、かつ、でかい手提げの旅行バック&4食分の食料のビニール袋を持っての4キロ歩行なのだ。

まず、一番重いのが、このツーリング用のテント
登山用の軽いやつなどではない。
某ゼビオにて購入した安っいヤツである。
あらかじめ、ペグ半分と、トンカチは抜いておいた。
が、重いったらありゃしない。

それから、次に重いのが、ガス&コンロ
やはり、朝の熱いコーヒーはかかせない。

そして、化粧道具やら、女性の必需品の数々も、とにかく重い。

あとは、シュラフと、ロールマットと、着替え2日分と、寝巻き上下と、サンダル、洋服上下、ジャンパー、タオル4枚、ストック2本、ペットボトル3本、スパッツ、パーカー、コッヘル、風呂道具、虫除けスプレー、リポビタンなどなど。

総重量は、20キロはくだらないと思われる。(量ってないからわからんが)

しかし、標高0mから頂上の1719mまで、自力で登るということを最初から決めていたので仕方がない。

ここからもう登山は始まっていた。


フェリー乗り場から、2キロほど歩くと、温泉施設にたどり着いた。

北麓野営場まではあと2キロである。
失敗した。
キャンプ場から温泉は近くにあるものだと思い込んでいたのだ。

う~~~ん・・・。
でも今、お風呂に入ってからキャンプ場に行くと、真っ暗だろうし、朝早い人ばかりでもうみんな寝てるだろうから、設営してたらうるさくて迷惑かも・・・。

よし、テント張ってからまた来よう!

そんな、アホな結論に達してしまった。
キャンプ場から風呂まで、往復4キロをまた歩くのだ!
だから、結局、利尻についてから本日の歩行距離は8キロ・・・

しかし、あとからアホだったと気付いても、もう風呂道具と着替えを温泉施設付近の草むらに置いてきてしまったのだ。
「ゴミと間違われて捨てられませんように」という祈りを込めて。

それにしても、重すぎる、この荷物。
キャンプ場はなかなか着かない。

途中で、一台の車が止まった。
「え?もしかして、乗せてくれるの?!」
と、思ったが、その人はキャンプ場の管理人で、今からおうちに帰るようだった。
「今からテント張るんでしょ?炊事場より上に張ってね。あと、無料じゃないからね。明日の朝お金取りに行くから。」
そう言い残し、車は去っていった・・・
なんて冷たい言い方だ・・・。と思ったが、まあいいや。

2キロっていうのは嘘かと思うくらい遠いし、荷物が重くて死にそうになっていた。
そこで、またしても、車が止まった。
「キャンプ場まで行くんでしょ?乗りなさい。」
その方が天使に見えた。

しかし、気持ちとは逆のことを口走ってしまった・・・。
「あ、けっこうです、大丈夫ですから。ありがとうございます!」
心の中で、「オイッ!!!」と、ツッコミしてしまった。
どうせ風呂行くときにまた歩くんだから、0mから登ったことになるやんけ。
乗せてもらえばよかったのにー!アホ~~~!!!

しかし、そのおじさまは、かなりあきらめが早く、すぐに去って行った。
きっと同じような輩がいっぱいいるのだろう。

そこからも超遠かった。
ようやく、たどり着いたときには泣きそうになってしまった。
そして、風呂行くのもめんどくなった。

あたりは真っ暗になっていたが、炊事場の近くにテントを張った。
他にも、いくつかのテントがあった。


めんどくさかったが、荷物を置いてきてしまったし、仕方ないので温泉まで戻ることにした。
真っ暗で、誰も通らない、離島の山道。
しかし、全く恐怖心はなかった。
月明りだけを頼りに2キロを歩く。
行きと違って背中と腕に大量の荷物がないので全く苦ではなかった。
あっという間にたどり着いてしまった。
風呂道具と着替えはもとの場所にあった。

風呂から上がり、ビールを飲みながらキャンプ場まで帰る。
疲れきっていたためか、酔いがまわるの早すぎ!!
フラフラ千鳥足で、立ち木などに絡む始末。
ワシ「君らも道路脇で大変だねぇ~~~」
木「そ~なんすよ、排気ガスとかね~。でも道路作るときギリギリ切られなかったからまだよかったよ、隣のヤツは抜根されてさぁ~・・・」
ワシ「たまらんねぇ~、なんかごめんね」
木に懺悔しつつ、キャンプ場到着。

すると、隣のテントの人が食事中であった。
「こんばんわ~。」と、話しかけた。
千葉から来たという若いチャリダー君と、オーストラリア人の旅人だった。

この2人、5日前に礼文島の桃岩壮で出会ってから一緒に行動しているそうで、千葉のチャリダー君は英語ペラペラである。
全て、彼が通訳してくれる。
信じられないことに、5日前までは英語は全く喋られなかったが、このオーストラリア人と一緒にいたら通訳できるまでになったらしい。
これぞ国際交流と、感心してしまった。
一緒にいるだけではペラペラにはなるまい。
チャリダー君が勤勉なのと、このオーストラリア人によっぽど興味を持っていて、彼が魅力的なんだろうなあ。
オーストラリア人の方もなかなか日本語が上手。
お互いの理解したいという気持ちがこちらにまで伝わってくる。
彼らの関係がとてもうらやましく思えた。

利尻山には今日登ってきたそうで、明日北海道本土に戻るらしい。
彼らとはもっと話していたかったが、私は明日朝早いので先に寝ることにした。
「おやすみなさ~い



・・・ブルッ

寒い・・・

ガクガクブルブル


寒っ!!!!!


眠れるかーーーーーっっっっ!!!!!!!


ありったけの服を着ても寒すぎて眠れない。

やはり、某ホーマックで購入した980円のシュラフではこの季節、無理がありすぎた。

寒い上に蒸れる。
全然眠れないよ~!!

ああ~~~失敗した!!


つづく