ナンバンギセル(南蛮煙管)
別名 オモイグサ〈思い草〉
8月中旬ごろまで見られ、山野に生えます。
ひっそりと咲く、薄紫色の花で、
独特の形では人気のひとつなのです。
一年生の寄生植物で、
葉を持たないためでは自分には、
光合成をすることができませんから、
寄生し、そこから養分を取りながら成長します。
さて、江戸から煙管のような形からでたことから、
ナンバンギセルとかでは思っていまのでした。
で、万葉集には詠まれていました。
道の辺の尾花が下の思ひ草
今さらになど物か思はむ
尾花、つまりススキのことでしたが、
うつむきかげんに咲く花には、
歌の中では「思い草」は「忍ぶ恋」を表わしいたのです。
恋に悩む女性の姿に見立てていたようです。
何でも愛や恋の歌にしてしまう万葉人なのですけど、
ただ一回きりというのは大いなる不思議なのですよ。
しかし、後の歌では思ひ草にはたくさんありました。
野辺見れば尾花がもとの思ひ草
かれゆく程になりぞしにける
新古今集 和泉式部
ほのかにもあはれはかけよ思ひ草
下葉にまがふ露ももらさじ
式子内親王集 式子内親王
花言葉 物思い ひたむき
別名 オモイグサ〈思い草〉
8月中旬ごろまで見られ、山野に生えます。
ひっそりと咲く、薄紫色の花で、
独特の形では人気のひとつなのです。
一年生の寄生植物で、
葉を持たないためでは自分には、
光合成をすることができませんから、
寄生し、そこから養分を取りながら成長します。
さて、江戸から煙管のような形からでたことから、
ナンバンギセルとかでは思っていまのでした。
で、万葉集には詠まれていました。
道の辺の尾花が下の思ひ草
今さらになど物か思はむ
尾花、つまりススキのことでしたが、
うつむきかげんに咲く花には、
歌の中では「思い草」は「忍ぶ恋」を表わしいたのです。
恋に悩む女性の姿に見立てていたようです。
何でも愛や恋の歌にしてしまう万葉人なのですけど、
ただ一回きりというのは大いなる不思議なのですよ。
しかし、後の歌では思ひ草にはたくさんありました。
野辺見れば尾花がもとの思ひ草
かれゆく程になりぞしにける
新古今集 和泉式部
ほのかにもあはれはかけよ思ひ草
下葉にまがふ露ももらさじ
式子内親王集 式子内親王
花言葉 物思い ひたむき
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