花(U子)

私が撮った花の写真です。
皆さん、見てください。

エゴノキ

2010-05-24 22:23:52 | 
リハビリに行くために、自転車にのるのです。
このところ、こんな花で、なんかうれしいです。

847 エゴノキ
別名 チシャノキ(萵苣の木) ロクロギ(轆轤木〉
北海道~九州・沖縄まで、日本全国の木です。

5月頃、雑木林に、清楚な花です。わたし,いちばん好きですね。垂れ下げて、かのような白い花を無数には、そこだけ明るく見えます。「森のシャンデリア」とも呼ばれているそなので。

昔、この材をロクロで細工して、おもちゃを作ったのです。この木の白い材は固く粘りがあるからですね。

実の皮には魚毒性のあるサポニンが含まれていて、食べると喉を刺すようなエグ味があるそうです。若い果実を昔では石鹸と同じように洗浄剤として洗濯などとか。で、まず”エグイ(ひどい)”味がするから、この名になりました。

また、古名 では、
チサ(知佐) チサノキ(知佐乃木)(萵苣の木) ヤマチサ
歌舞伎の演題『伽羅先代萩』に登場するのが、ちさの木なのですね。

『万葉集』です。
長歌にもありました。

・・・世の人の立つることだて 知左の花 咲ける盛に 愛しきよし
その妻と児と 朝よひに 笑みみ笑まずも うち嘆き 語りけまくは・・・
                (大伴家持〉

息の緒に 思へる吾を 山ぢさの
     花にか君が 移ろひぬらむ
          (詠み人不詳)
どれも愛する人に想いにしていますのですね。


花言葉 壮大 熱情