KO坊の人・まち・ヤマ・道中日記

日々の体験交流の巻です。

台湾最高峰の玉山登頂(標高3,952m)

2016-05-29 20:26:47 | 山歩会
2016年5月14日(土)~17日(火)

海外遠征は今回で3度目。
台湾で1番高い山の玉山=戦前の新高山=を13人で登頂してきました。
さて、日本を発つこと約3時間30分、台北近郊の桃園国際空港に降り立つと5月は雨期の前ですが、さすが南国、強い日差しに迎えられ異国を感じさせてくれます。今回は総勢13名で颯爽とバスに乗り込み、玉山の登山口を目指します。
高速道路からうっすらと山並みが車窓からいくつも見え、登高意欲を一層引き立ててくれます。
標高3000m以上の山が100以上もあり、位置的には玉山は北回帰線の近くです。
前泊したところが阿里山鉄道の駅前で早朝から電車が運航していました。



バス車中では、日本語が達者な馬ガイドが、台湾の文化や習慣、登山のことなど詳しく説明してくれます。通訳ガイドなのに、あす玉山に一緒に登るとのこと。話のなかでも興味深かったのは、食文化!朝食・昼食・夕食とも外食(夜市など)が中心で、家では料理をほとんど作らないとのことで、習慣の違いに驚かされました。

まずは玉山、登山口の標高は2610m。山頂まで標高差1342mを山中1泊2日で登ります。
標高3400mにある排雲山荘まで、良く整備された歩きやすい登山道をゆっくり登っていきます。
山ガイドの林、王さんのペース配分のおかげで、高山病にもならずに済みました。
排雲山荘は、外国人枠が20人と世界から予約が殺到して予約を取ることが非常に難しいとのこと。しかし、雨期の前でこの時期に良く来ましたねとガイドから言われる。たしかに予報は雨の連続で半ば展望はあきらめていましたが…。シャクナゲが見たくて来ましたと。



確かに吉野の千本桜みたいに斜面がシャクナゲで染まっていました。山荘は完全予約の定員制ということで、山荘ではゆったりと寝床も確保でき、シュラフとインナーシーツも用意されていますので、快適に過ごして登頂に備えることができます。
早朝、2:00に温かいお粥を食して2:20に出発。つづら折りの歩きやすい道を、ヘッドランプを頼りに歩きます。ちょうど山頂にたつと気温は0度(温度計がありました)、頂上では淡い紫から鮮やかなオレンジ色が広がり、短いながらも至福のひと時が訪れました。



行程は、

1日目5/14(土)天気は阿里山までは☀、阿里山に入り☂。 

 石橋04:53-真岡IC(北関東道・常磐・圏央・東関東・新空港道)新空港IC06:50-成田空港第2ターミナル06:55-

 成田空港09:25(チャイナエアライン107便)12:10 [※ここから台湾時間] 

 台湾桃園国際空港12:50-①-(83湖口=13:30休憩13:43)-③-(古坑=15:45休憩16:10)-18:20(ホテルのシャトルバス乗換)18:30-

 18:35阿里山「阿里山閣大飯店」(夕食は19:00)
2日目5/15(日)天気はガス。

 (朝食は06:30)阿里山閣大飯店07:40-08:40上東浦駐車場…排雲登山服務中心=(シャトルワゴン車)=

   

 塔塔加鞍部(玉山登山口)



 09:45…10:40(休憩1)孟禄亭10:55…11:25(休憩2)前峰登山口11:35…12:45(休憩3=昼食)

 白木林休憩亭13:12…14:10(休憩4)大峭壁14:20…15:35排雲山荘(夕食17:00)
3日目5/16(月)天気は☀。

 (01:30起床、02:00早朝食)排雲山荘02:21…南峰分岐…北峰分岐…



 05:18玉山主峰(御来迎)05:52
 


 …06:55排雲山荘(朝食07:00)07:50…大峭壁…白木林休憩亭…前峰登山口…孟禄亭…塔塔加鞍部(玉山登山口)11:25=

(シャトルワゴン車)=11:35上東浦駐車場-12:00塔塔加遊客中心(昼食)12:40-玉山国家公園管理處(休憩)-台中駅15:31

(台湾高鐵 0650列車)16:36台北駅-北投温泉「川湯」(入湯)-種子(夕食)-台北「華国大飯店」
4日目5/17(火)天気は☁。

 華国大飯店08:00-09:00国立故宮博物院(見学)-澎湃台湾精品百貨商場(ショッピング)-台湾桃園国際空港14:40

 (チャイナエアライン18便)18:55成田空港-成田空港第2ターミナル19:55-新空港IC(新空港・東関東・圏央・常磐・北関東道)

 真岡IC-22:30石橋