スケールの大きい小さな話

世界最古のダイヤ発見＝４０億年以上前に生成―豪(時事通信) - goo ニュース

現在定説とされている説によれば、地球の誕生は４６億年前だとされる。
原始太陽の周囲を回る微惑星らが集合衝突合体して誕生した原始地球の表層は
マグマの海だったと想像されている。
表層のマグマが冷えて最初の鉱物「ジルコン」が形成されたのが
それからおよそ４～５億年後、
十分に冷えて固まった表層がプレートを形成して
プレートテクトニクスが始まったのが４０億年前だ。
今回の発見、年代測定が正しければ
プレートの形成及びプレートテクトニクスが始まった時期が修正されるかもしれない
そして最初の生命の発生については諸説あるが
最も古くに設定している説では、この４０億年前としているようだ。
もしかするとこちらもさらに古くに修正されるかもしれない。
なんとも、現実感に乏しい数字ではあるが
同時に想像力に働きかけるダイナミズムも感じられる。
少なくとも「若い地球」説の支持者には、この躍動感は感じられないだろう。