御鏡壱眞右往左往

繰言独言、謂いたい放題・・・

夏休みも終わりだなぁ

2007-08-27 21:52:32 | サイエンス?
いろいろとそれぞれいろいろ思いつくかと思うのだけれど、
私にとって今も変わらず憧れなのが「恐竜博」だ。

今年も北九州市立いのちのたび博物館では「世界最大の翼竜展」と題して
ケツァルコアトルスの化石の展示がされているようだ
まだやっているみたいだが、どうも足を伸ばせそうに無い・・・残念!


さて、翼竜だが、実は彼らは所謂「恐竜」ではない。
魚竜や首長竜が恐竜ではないのと同じように恐竜とは別の生物(爬虫類)である。
彼らは鳥よりも先に空を舞い
恐竜たちがそうであったように覇を競うが如くに巨大化し
これまでに発見された最大とされる「ケツァルコアトルス」、
このインカの翼ある蛇神の名を譲り受けた翼竜は
その翼長が15mにも達したという。
余談ながら、私が子供の頃は最大の翼竜といえば
文句無く「プテラノドン」だったのだが
その翼長は最大で7mとされていたから、その更に倍の大きさというわけだ。
爬虫類は基本的に生きている限り成長を続けるので
もしかしたらもっと大きな個体も存在したかもしれない
古生物学において恐竜とその眷属ほど注目され
新しい発見がなされている分野はちょっとあるまい。
初めて恐竜の復元想像図に夢中になったあの頃とは、既に隔世の感がある。
だからこそ次々にアップデートがかけられるのが楽しいとも言えるのだが。

白亜後期の空を遊弋するが如くに舞う生きたグライダー
その勇姿は如何ばかりであったろう。


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