メタボ君の自由・気ままな人生&散策あるばむ(元気悠遊人)Ver.2.1

自由気ままにぶらり散歩に出かけ、四季折々の風景、花、景観、鳥撮を楽しみ、日記アルバム風の備忘録帳

   

福島・会津若松 会津六詣出巡り (まとめ)

2016-05-30 | 寺・寺院
おはよう、
今日(160530)は、福島・会津若松地区の「会津六詣出」巡りをしてきました。その備忘録です。それをする。福島県の西エリアに位置し、4町(会津美里町、会津坂下町、柳津町、西会津町)に分布している。参拝のみならず四季折々楽しむことができる。桜も満開、少し早い場所もあったが、豪華絢爛の「ベニシダレザクラ」は、一見の価値があった。特に順番はないようです。地域別に回ってきました。

1.会津美里町 「伊佐須美神社」        名神大社・岩代の国一の宮
2.会津美里町 「中田観音(普門山 弘安寺)」 会津ころり三観音の一つ
3.会津坂下町 「立木観音(金塔山 恵隆寺)」 会津ころり三観音の一つ
4.柳津町   「福満虚空蔵菩薩圓蔵寺」    日本三大虚空蔵尊の一つ                   
5.西会津町  「鳥追観音(金剛山 如法寺)」 会津ころり三観音の一つ
6.西会津町  「大山祇神社」         野沢の山の神様
 注)「会津ころり三観音」については、別途記事を参照願う。

会津美里町 「伊佐須美神社」 
社格号   式内社(名神大) 陸奥国二宮 旧国幣中社
札所    会津六詣出
祭神    4柱;「伊佐須美大神」「伊佐須美大明神」と総称される。
       ・伊弉諾尊 (いざなぎのみこと)
       ・伊弉冉尊 (いざなみのみこと)
       ・大毘古命 (おおひこのみこと、大彦命)
       ・建沼河別命 (たけぬなかわわけのみこと、武渟川別)

「伊佐須美神社」のご朱印(ご朱印帳2枚使用の大きなご朱印です)

正面に置かれている伐採された大古木(切り倒された御神木?)

参道には「朱の大鳥居」が立ち、奥に見える部分が参道と楼門(至る所に菊の御紋がある)

大鳥居を通り抜け、進むと楼門にたどり着く(左手に新社殿の絵図が掲示されていた)

「楼門」裏正面(立派な楼門です)楼門の扉には菊の御紋がある。

「仮社殿」の外観(拝殿)
火災で焼失したため、現在は拝殿跡に立つ仮社殿をして祀られている。平成26年(2014年)から再建工事が始まっており、完成後の本殿は高さ32メートル、拝殿は高さ20メートルと予定されている。(天空にそびえ立つ建設予定の社殿)

参拝者は楼門横の回廊に開かれた入り口から玉垣の内側に入る.

「東神門」 (通常は白布が掛けられている)

仮社殿、社務所、楼門脇の回廊、本殿跡


会津柳津町 「福満虚空蔵菩薩 圓蔵寺」
山号名   霊岩山
宗派名   臨済宗妙心寺派
寺院名   福満虚空蔵菩薩 圓蔵寺 別称:柳津虚空蔵、福満虚空蔵
本尊    釈迦如来
札所    日本三虚空蔵 会津六詣出 会津三十三観音三十一番 番外         

日本三虚空蔵:
この寺にある虚空蔵堂は「柳津虚空蔵」(やないづこくぞう)として知られ、茨城県東海村の「大満虚空藏尊」、千葉県天津小湊町の「能満虚空藏尊」と共に「日本三大虚空藏尊」の一つに数えられているなどと共に「日本三虚空蔵」のひとつに数えられる。また、「福満虚空蔵」とも称される。別称;会津柳津虚空蔵とも呼ばれている。柳津町の只見川畔の崖の上、柳津温泉を見下ろす場所に立つ古刹。寺の下手には国の重要文化財に認定されている「奥之院」があり、圓藏寺の「隠居寺」として盛衰をともにしてきた。桜の名所・紅葉の名所としても知られ、「ゆったりと流れる只見川」と「福満虚空蔵 円蔵寺」と桜や紅葉の美しさは訪れる参拝客、観光客の目を楽しませる。

「福満虚空蔵菩薩 圓蔵寺」のご朱印

裏山門 (裏と表の参道がある。虚空蔵尊に背中を向けないように!!!、配慮されている)
今回裏表門を知らず、裏山門から入り、表山門から出てしまった。(またの機会に参拝したい)
「日本三所第一 福満虚空蔵大菩薩」の標柱(石柱) 

上段左:門柱              上段右:裏山門(裏山門も立派な佇まい)
下段左:虚空蔵堂正面          下段右:虚空蔵堂の「福満」の扁額

左:大日堂の参道階段と本堂       右:仁王門、表参道階段(急な階段です)

裏参道からの本堂(菊光堂)の外観

仁王門 (表山門) 草鞋が奉納されている。会津地方の風習の一つ!!!

仁王門の拡大

左:開運 撫牛 (なでうし)        右:奥之院「辨天堂」の説明板

表参道の下り口の左右の石柱に、牛と虎の石像がある。虚空蔵さまは、十二支の丑/寅生まれの守り本尊でもある。

福満虚空蔵尊 (菊光堂!!) 巨石の上に建造されており、眺めは素晴らしい。

「表参道」の麓にある
左:「日本三所の一 福満虚空蔵尊霊場」の石碑 右:「福満虚空蔵尊」の標柱

仰ぎ見る 「福満虚空蔵尊(菊光堂!!)」

崖の上に建つ「福満虚空蔵堂」の様子(なるほど巨石の上に建てられている)


「赤べこ発祥の地」;
圓蔵寺建立の際、上流の村から大量の材木が寄進された。水量の豊富な只見川から材木を運搬することは重労働であった。人々が材木を運ぶのに難儀していると、牛の群れがどこからともなく現れ、材木の運搬を手伝ってくれた。重たい材木を運ぶのは牛にとっても重労働で、次々に牛が倒れる中で、最後まで働いたのが「赤色の牛」だったといわれる。これが、会津地方の郷土玩具、マスコットとしても知られる「赤べこ」の発祥といわれる。
「開運撫牛」;
境内にある「開運撫牛」を擦りながら願い事をすると叶うといわれる。寺を建立する際の難工事で困っていたら、赤い牛が現れ、材料の運搬など手伝った。そして、蔓延していた疫病を、追い払ったという。会津の「赤べこ」は、この伝説からなる。「べこ」とは方言で、「牛」のこと。
「あわまんじゅう」;
「あわまんじゅう」といえば 「柳津」、と知られているほどの名物。 蒸気が吹き出ている店が数多くみられ、味を競っている。発祥は、相次ぐ災害に困り果てた人々が、「もう災害に"あわ"ないように」 との願いを込めて、五穀の 「粟」 で造った饅頭を奉納したことによる。今では、災難よけの縁起物とされ、会津を代表するお菓子の一つである。
メモ:
対岸にある「瑞光寺公園」は、只見川と崖の上に立つ圓藏寺、それを彩る華やかに咲く桜や、色鮮やかな紅葉を一望できる絶好の撮影スポットとして知られる。

西会津町 「大山祇神社」  
社名    「大山祇神社」
祭神    大山祇命(おおやまつみのみこと)、
      岩長比売命(いわながひめのみこと)、
      木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の親娘の三神
札所    会津六詣出

「大山祇神社」:「山の神さま」
大山祇命は、山の樹木が雨水を涵養することから水源・水利の神として、また岩長比売命は、長寿の守護神、そして木花咲耶姫命は良縁・安産の守護神としてあがめられている。一生に一度は「なじょな願いも聞きなさる(どんな願いでも聞いてくださる)」いう、大久保の山の神さま、大山祇神社。三神で一生に一度の願いを三年続けて参拝すれば必ず叶えられるという伝説がある。「大山まつり」には多くの人達が訪れる。山麓には参拝が容易なように「遥拝殿」がある。本社までは約一時間の長い参道(樹齢400年以上の杉並木があり福島県遊歩道50選・西会津町指定天然記念物)が延びている。6体の道祖神(やすらぎの道祖神・うるおいの道祖神・出会いの道祖神・ぬくもりの道祖神・まどろみの道祖神・よろこびの道祖神)と不動滝、弥作の滝がある。大山祇神社本社境内は荘厳な雰囲気に満ち溢れ当時の信仰の厚さが感じる。(出典元:インタネット情報)

「大山祇神社」のご朱印

参道と「大山祇神社」の標柱(左側には土産物屋さん)

参道には立派な一対の狛犬が出迎えてくれる

鳥居越しに遙拝殿(神威を感じる拝殿)

遙拝殿正面

遙拝殿の拡大、「大山祇神社」の扁額と大しめ縄


御本社(奥宮)は、
遥拝殿(下宮)からさらに山道を四キロほど登ったところに鎮座され、途中には樹齢四百年近くの杉の並木が続く「木の根坂」があり、その老杉の数はおよそ四百葦、その見事な情景は和歌にも詠まれ、山の息づかいがきこえてきそうなはどの静寂さにつつまれている。徒歩で片道一時間の道程である。
しめ縄(注連縄)は、
神様をまつるのにふさわしい神聖な場所であることを示す意味がある。しめ縄が神の領域と現世を隔てる結界である。
しめ飾り(注連飾り)は、
しめ縄に縁起物などの飾りをつけたものを云う。代表的なのが、神様の降臨を表す「紙垂」(かみしで/しで)、清廉潔白を表す「裏白」、家系を譲って絶やさず子孫繁栄を願う「譲り葉」、代々栄えるよう願う「橙」など。
以上
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