日本キリスト教団 清瀬信愛教会 と わたし

わたしを永遠に見捨てない方・・・に出会いました。
「神は愛(アガペー)」(ヨハネによる福音書4:8)

日曜学校説教メモ 「少年イエス様の父とその家」 

2017年08月05日 | 日曜学校

日曜学校説教メモ

「少年イエス様の父とその家」 

         ルカによる福音書2章41~52節

祈り:

主イエス・キリストの父なる神様

今日、日曜学校の礼拝に招いてくださりありがとうございます。

 神様からの嬉しいメッセージをしっかりと聞き取り、感謝することができますよう、聖霊の導きをお願い致します。

 イエス様のお名前を通してお祈りいたします。

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  イエス様が12歳の時の物語。

 2:41 さて、両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。

  イエス様の両親のお名前は?

 お父さんはヨセフさん、お母さんはマリアさん。

 過越祭とは、ユダヤの大切なお祭り。

 2:42 イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。

 都というのは、ユダヤの町、エルサレム。

 ヨセフさんとマリアさんはイエス様を連れて旅に出た。

 親戚や近所の人たちと大勢でナザレの家からエルサレムへ向かう。

 電車も車もない。らくだも持ってないから、歩き。

 3日ぐらいかかる。

 祭りが終わった。

 ヨセフさんとマリヤさんたち大勢はナザレに帰り始めた。

 でも、イエス様は、まだイスラエルに残ったまま。

 両親は、イエス様が他の人たちと一緒に連れ立ってるだろうと思い込んで、帰ってしまった。

 「あれっ、イエスが居ない! 迷子に!?!」

両親がイエス様がいないことに気付いたのは、帰り道一日分も歩いてしまってから。

 二人はエルサレムに引き返しながら、イエス様を必死に捜した。 

三日目、やっと見つかった。

エルサレム神殿の境内で。

 

なんと、イエス様はユダヤ教の学者たちと難しい話を聞いたり質問したり。

まだ幼顔のイエス様が、学者たちと堂々と受け答えされている。

その賢さに、みんなはびっくり!

  「まだこんなとこに居たの!!私たちをどれだけ心配させたか分かってるの!!」

マリアさんはイエス様をとがめた。

2:49 すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」

 イエス様のお答えは、なんだか冷たい感じ。

2:50 しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。

ヨセフさんは思った。

「イエスのお父さんはこのわたし、ヨセフだぞ。わたしの家はナザレの村にある。エルサレム神殿じゃない。」

マリアさんも、イエス様が何でこんなこと言うんだろと・・・?

 さっぱり分からない。

わたしたちも、どういうことなんだろうと・・・?? 

毎年、教会ではクリスマスにイエス様のお誕生劇を(ページェント)をする。


劇にこんなようなセリフが。

「ヨセフさんとマリヤさんがまだ結婚する前に、『聖霊によって』マリヤさんのお腹の中にイエス様が宿った」

 

イエス様は、ヨセフさんではなく聖霊の神様によって、マリアさんのお腹に宿ったと・・・。

 

ヨセフさんとマリアさんは、毎日の子育てに取紛れて、「イエス様が神様によってお生まれになった」ことを、すっかり忘れていた。

ヨセフさんは、お父さんには違いはないけど・・・。

でも、実のお父さんではなく、地上の育てのお父さん。

イエス様の真のお父さんは、天の神様。

イエス様は、まだ12歳なのにご自分が天の神様の子供であることを自覚されていた。

イエス様は、天の神様がご自分をこの世に遣わされことをご存じだった。

どうして、神様の子供のイエス様が、私たちの世界にお生まれになったんだろ?

それは、人間の罪が赦されるため。

つまり、すべての人に永遠の命が与えられるため。

ということは、全ての人が死から救われるため。

このことを、12歳のイエス様は、既に認識されておられた。

だからイエス様は

「わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」

と言われた。

「自分の父の家」、つまり天の父である神様の家、つまり神殿のこと。 

それから、イエス様はナザレに帰った。

大工ヨセフさんのお仕事を手伝いながらお暮しになった。

イエス様は神様なのに、へりくだって地上の両親に従順に仕えた。

イエス様はまもなく13歳。

ユダヤでは13歳は、もう大人の仲間入り。

背丈も伸びた。

天の父の神様から与えられた使命を、

人間を罪と死から救う使命を、

日々、天の父の神様に語りかけ祈りつつ、救い主としての使命を強く認識されつつ成長されました。 

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祈り:

イエス様のお父様でありますから、私たちの父でもあります天の神様、

約2017年前、私達の世界にイエス様を生まれさせて下さり、ありがとうございます。

それは、私達すべての人に永遠の命を与えるためでした。

イエス様の生涯は、そのための十字架への道のりでした。

すべては、私たちへの愛ゆえの歩みでした。

どうぞ、この何にも代えがたい素晴らしい神様の愛を、

聖霊の神様によって、もっともっと理解させてください。

イエス様のお名前によってお願いします。



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