のり巻き のりのり

飾り巻き寿司や料理、己書、読書など日々のあれこれを書いています



細見美術館

2018年03月03日 | お出かけ
今日は降水量0%、最高気温15℃、絶好のお出かけ日和との予報でした。
今までの運動不足を取り戻すべく、お琴の練習もうっちゃってとりあえずお出かけです。

友人オススメの美術館へ行きました。
京都、平安神宮の近くにある「細見美術館」です。



見落とされそうな入り口、街の中の小さな美術館です。
入館料1300円はちょっと高いかなと思いましたが、個人の美術館なのでそんなものかと。

中は展示室が3室と少ないわりには、鑑賞している人が思ったより多くいました。
けっこう人気があるようです。

俵屋宗達、尾形光琳の流れをくむ江戸琳派。
それを受け継いだ酒井抱一、鈴木其一の作品が集められていました。江戸時代後期のものです。



↑ 酒井抱一 「桜に小禽図」は鳥と桜のバランスから、ふわりとした空気が伝わってきます。
身請けした遊女を妻とし、ともに作品にしたものといいます。

書き込まれている漢詩が妻の手跡とか。
ちょっと興味がわきます。二人はどんなくらしをしたのかしら。

伊藤若冲もすごかったけれど、まだまだ多くの芸術家の作品があります。
絵画や伝統技術など、日本人のすぐれた芸術はこれからも後世に伝えていきたいものです。

近くの平安神宮では、じゃりじゃりと白砂を踏みしめて歩きます。
足下の白と頭上の青が、春の光の中でまぶしく感じられました。

 


ついでに神宮稲荷寿司を食べて・・・



わさび稲荷、しょうが稲荷が人気のようでした。
ここにも色の組み合わせがあります。

暮らしに色彩があるってすばらしい。

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2 コメント

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のりのりさんへ (まりも)
2018-03-03 22:51:11
素敵な作品の有る 美術館ですね
時間が止まってしまいそうです
さすが京都 お稲荷さんの色も素敵ですね
絵も良いけれど やはり食い気のワタシです
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まりもちゃんへ (のりのり)
2018-03-04 10:31:45
絵を見ているだけではおなかがいっぱいになりませんものね。
心酔する人ならば空腹を感じないかもしれませんけれど・・・
私もしっかり空腹を感じる部類ですよ。
花より団子、いずこも同じ春の風
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