さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ナント2日目:2つの本番

2019-01-30 23:32:36 | ただの日記
昨晩は、よく寝たので、飛行機で寝れなかった分を取り返し、時差ボケも解消。


ホテルの朝食…ゆで卵は自分で作る。


生ジュースも自分で作る。


朝食後、近所のスーパーへ。


地元産のクッキーを沢山GET。


午後はサン・ジャケ病院のリハビリ施設での公演。


体育館のようなところでの公演となったが、みんな本番に強いこと。たった2ヶ月の練習で初めて迎えた本番だが、車椅子の方々の後ろに沢山の立ち見の人垣ができ、喜んでくださるお客様の前で歌う楽しみを大いに味わうことができた。


病院の皆様からは、ソリストの先生方はもちろん、メンバー一人一人にプレゼントをいただき、大変恐縮。当方からは、空港でみんなで折った折り鶴を準備していったが、折り鶴持ってってよかった。


さて、ラフォルジュルネ会場のCDCに戻り、サウンドチェックなどをこなして本番を待つ。


本番の時間が近づくにつれ、お客様が増え、満席に。

椿姫用にドレスや和服を着込んで並んでいると、何人ものお客様から声をかけられ写真を撮られた。私たちの中に一緒に入り込んで写真に写る人も続出。フランス語に堪能なメンバーもフランス人の間に入り込み、宣伝しまくり。

いよいよオペラが始まると客席も大盛り上がり。


これは、開場前に撮った写真だが、このように360度から見られるスペースなので、我々も指揮者の方だけでなく、演技の中でいろんな方向に視線を飛ばして、背面のお客様にも楽しんでいただけるように心がけた。

ポイントポイントで沢山の拍手をいただき、演奏しながらとても手応えを感じた。海外なのに、日本のステージよりお客様との距離感が近い! やはり音楽は国境を越えるのね。難しいストレッタを歌い終えて、合唱退場の後、我々を指導してくださる先生によるヴィオレッタの素晴らしいアリアのあと、再入場して、「ふるさとの四季」の抜粋(ふるさと、冬景色、雪やこんこ)と、「さくらさくら」を歌った。歌っている間、会場はしっとりとした雰囲気につつまれ、終わったあとはまだ万雷の拍手。東京のラフォルジュルネと違ったのは、その余韻が長く、長く続いたこと。主催者トップであるルネ・マルタン氏がにこやかに登場し、何度も集合写真を撮り、退場してレストランに向かう際も、何人ものお客様からお褒めの言葉をいただき、レストランの受付のセキュリティチェックの方からも褒められる…なんだかみんなが1つになってる音楽祭だなぁと、本当に来てよかったなぁと思った。

明日もワンステージ残っているので、よりレベルアップした演奏を見せられるよう頑張ろう。
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