久しぶりに何の予定もない週末。そんな日の私は決まってナメクジのようになってしまう。生体時計が狂ってしまって昼も夜もない。私はよく「土日に活動しすぎじゃないのか」と言われるが、それは予定を入れないと2日で昼夜逆転してしまい、頭痛に苦しむことになるからである。
それにしても、年の瀬なのに何も出来てない。やっと身体にムチ打って、年賀状の本文だけは印刷したぞ。このペースなら何とか年内に出状出来そうではあるが、ギリギリだなぁ。
そんな私にはちょっと耳の痛い話。「そーなんだ! 科学編 11」で一番難しい話は「1時間はどうして60分なの」だ。大人でもちゃんと説明できる人は少ないだろう。
ここでは、現在の時間の単位の原形を考えたのは古代バビロニア人としているが、これはおそらく子供向けだから認知度の高いバビロニアで総称しているのかもしれないが、紀元前2500年ごろのことを言うのであれば、シュメール人の時代である。
月が約30日ごとに満ち欠けを繰り返すから30日→1ヶ月、12ヶ月→1年とした。また日の出から日の入りまでの時間を太陽の位置で12に区切り、夜も合わせて1日を24時間とした。で、1時間をどうして60分にしたかというと、12の倍数で2でも3でも4,6,10,15,20,30でも割り切れる数字なので、小刻みに時間を区切るのにちょうどよいことから60分になったと考えられているそうな。
シュメール人が考えたのは「分」までで、「秒」が世界で使われるようになるのは今から200年くらい前だとか。
だが、私から言わせれば、シュメール人が「分」まで考えてたという事実自体がすごいよ。だってヨーロッパの古い時計だって、17世紀前半までは短針しかなかったわけじゃないですか。「時間」の下に「分」という概念はあっても、正確に測れなかっただろうからかなりアバウトだったと思うのだ。
さて、1967年には「セシウム原子が約92億回ふるえる時間が1秒」という原子秒の考え方が導入された。約92億回ってどう数えんのよ~? 最も正確な1秒の表現としては、アバウトな気がして、Wikipediaで調べてみたのだが、この「原子時計」は、「2008年までは最も正確な時計だったが、今は光の周波数をはかる方式の時計に抜かれた。」と書かれているではないか。今年の話? マニアックすぎて頭を素通りしてしまったか?
かくして「時間」の単位は、まだまだ正確性を求めて進歩していることがわかった。私もナメクジ状態からもう少し進化しなくては。
それにしても、年の瀬なのに何も出来てない。やっと身体にムチ打って、年賀状の本文だけは印刷したぞ。このペースなら何とか年内に出状出来そうではあるが、ギリギリだなぁ。
そんな私にはちょっと耳の痛い話。「そーなんだ! 科学編 11」で一番難しい話は「1時間はどうして60分なの」だ。大人でもちゃんと説明できる人は少ないだろう。
ここでは、現在の時間の単位の原形を考えたのは古代バビロニア人としているが、これはおそらく子供向けだから認知度の高いバビロニアで総称しているのかもしれないが、紀元前2500年ごろのことを言うのであれば、シュメール人の時代である。
月が約30日ごとに満ち欠けを繰り返すから30日→1ヶ月、12ヶ月→1年とした。また日の出から日の入りまでの時間を太陽の位置で12に区切り、夜も合わせて1日を24時間とした。で、1時間をどうして60分にしたかというと、12の倍数で2でも3でも4,6,10,15,20,30でも割り切れる数字なので、小刻みに時間を区切るのにちょうどよいことから60分になったと考えられているそうな。
シュメール人が考えたのは「分」までで、「秒」が世界で使われるようになるのは今から200年くらい前だとか。
だが、私から言わせれば、シュメール人が「分」まで考えてたという事実自体がすごいよ。だってヨーロッパの古い時計だって、17世紀前半までは短針しかなかったわけじゃないですか。「時間」の下に「分」という概念はあっても、正確に測れなかっただろうからかなりアバウトだったと思うのだ。
さて、1967年には「セシウム原子が約92億回ふるえる時間が1秒」という原子秒の考え方が導入された。約92億回ってどう数えんのよ~? 最も正確な1秒の表現としては、アバウトな気がして、Wikipediaで調べてみたのだが、この「原子時計」は、「2008年までは最も正確な時計だったが、今は光の周波数をはかる方式の時計に抜かれた。」と書かれているではないか。今年の話? マニアックすぎて頭を素通りしてしまったか?
かくして「時間」の単位は、まだまだ正確性を求めて進歩していることがわかった。私もナメクジ状態からもう少し進化しなくては。