さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【DVD鑑賞録】トランペットマスター

2014-12-26 22:00:27 | 映画・番組等、各種鑑賞録
楽器別上達クリニック トランペット・マスター(講師:奥山泰三)

東京佼成ウインドオーケストラのトランペット奏者、奥山泰三さんによる、教則本DVD。

随分前に買ったような気がするのだが、ずっと見れないまま今に至り、ようやく封を切って視聴。

こういうDVDって、当然自分に問題意識があったから買ったわけだが、日々疲れきっているとついついスルーしてしまい、心に受け入れるスペースがないと見れないものなのかもしれない。

そういう意味では今年の本番がすべて終わり、来シーズンに向けて何をやるか検討する時期に来ており、タイミングとしてはとてもよい時に見れたと思う。

観てみるとうなずけることばかり。日頃師匠に言われていることの頭の整理になる。

円を描くように呼吸する、歌うように吹くことの大事さ、ロングトーンはレガートで滑らかに、イイ音でチューニング・・悪い例とイイ例を比較が沢山ある。

そして、奥山泰三さんの声とは別の声のナレーションで所々にまとめが入る。そのナレーションの声が今の上司の声とすごい似てるので、「〇〇〇するようにしましょう」とか言われると、朝礼のシーンが浮かんできて困るのだが、それはさておき、目からウロコなこともいっぱい。

マウスピースでのウォームアップの時は、マウスピースを利き腕じゃない方の手で持つ・・というのに始まり、ピッコロトランペットはバロック期の高い音を演奏できるようにするために考案された比較的新しい楽器だということ。

今年C管を買った私としては、次の夢はピッコロトランペットでもあり、ここらへんは興味津々。ピッコロトランペットを使えば高音が出せるとは限らず、前提としてB♭で高音を出せている必要があるとか。またピッコロを吹くときは、吹く前と吹いたあとはB♭管を吹くようにするとよい・・とか。

フリューゲルホルンやコルネットとの持ち替え時の注意点にも触れられていた。トランペットと同じように吹いてしまってはこれらの楽器のよさが出ず、さりとて柔らかすぎるのもダメなようで。。。2年前にフリューゲルホルンを試奏した時の感激が忘れられない私としては、早く色んな楽器が吹きこなせるよう自分の幅を広げておきたいと思うのである。

あとミュートについても色んな話が。ハーマンミュートにステムをつけた状態で「ホワンホワンホワンホワンホワン~」っていう音・・テレビでの回想シーンに移る時などに使われる日本人の耳に馴染む音は、トランペットにこのミュートをつけた音だったのか。

ということでDVDを見て、欲しいものがまたいろいろ出てきてしまったという副産物はあるが、日々の練習などで使える楽譜もついており、このDVDについてた半音階練習を是非練習時のルーティンに取り入れてみようと思った。
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