さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

高知市のマンホール

2018-09-04 23:42:47 | マンホール見参!
毎日疲れてしまって、なかなか高知ネタが書けないんだけれど、ネタが沢山あるので忘れないうちに少しずつ書いていきます。

このマンホール、到着した初日に、雨の中撮ったもの。初日はあまり高知を知らないから、ただ綺麗だなとしか思わなかったんだけど、今見ると、よさこいの鳴子に反射的に目が行くねぇ。あとは当然カツオと、雲と、高知市章(高を図案化したもの)にS(Sewerage下水道 の頭文字)を組み合わせたものが配されている。マンホール用に市章にアレンジを加えている例は初めて見たなぁ。


こちらは言わずもがなの高知城と、県の鳥ヤイロチョウ、県の花ヤマモモ、そして、先ほどの高知市章+Sが載っている。

市のマンホールに県のものが載っているのも珍しいが、デザイン的にも見栄え的にも素晴らしいので、それはそれでよい気がする。

ちなみにヤイロチョウを調べてみると、とても美しい鳥なのでびっくりしてしまった。このマンホールでは2色しか配されていないけれど、実際のヤイロチョウはウィキペディアによると、
・体上面の羽衣は光沢のある緑色、
・腰や尾羽基部の上面を被う羽毛(上尾筒)は青、
・喉から胸部、体側面の羽衣は淡黄色や黄褐色、
・腹部や尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は赤い
・尾羽の色彩は黒く、先端は青い
・頭頂の羽衣は褐色、
・嘴の基部から正中線や眼を通り後頭部へ続く筋模様(過眼線)は黒、
・眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)は淡褐色や黄色、黄白。
・小雨覆の色彩は明青色、中雨覆や大雨覆、次列風切、三列風切の色彩は光沢のある緑色
・初列風切の色彩は黒や黒褐色で、基部に白い斑紋が入る

などと書かれていて、鳥の部位を示す専門用語がこんなにあったのかと驚く。8色以上あるじゃないか・・でもヤイロのヤは八ではなく、多いという意味だそうだ。

こんなに色が合って色キチガイじゃないか・・と思われるかもしれないけれど、実際の写真をWeb検索で調べると、実に納得のいく色使いなのだ。残念ながら実物に高知で会うことはなかったな。


あとは、これ。

波の中を泳ぐ2頭のニタリクジラをデザインしてるというが、何んだよ~ニタリクジラって? ニタリと笑っているクジラ・・・のわけないか。

漢字で書くと、似鯨。ヒゲクジラの一種である。何かに似てるから似鯨っていうのかな? よくわからないがイワシクジラと混同されていた時期があるようだ。

このニタリクジラの餌はイワシなどの小魚やプランクトン。カツオの餌と重なるんだな~。カツオはこのニタリクジラに群がることでカジキから身を守るメリットがあり、カツオが集めたイワシを鯨が食べたりもするため、この鯨とカツオは共生関係にあるのではないかと言われている。だからカツオもクジラも高知で獲れるのか・・と納得した。


もう一つ、シンプルなデザインのも見つけたが、これはどう見ても、波をデザインしたものだろう。

いやはや、とっても見ごたえのあるマンホールデザイン群だった。



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