9月の“避難訓練”がありました

「ただいまから“避難訓練”をはじめます」
放送が入ったとたん、朝の歌や聖歌が聞こえていたお部屋から音が消えました。

「ただいま、地震で幼稚園が揺れています。机の下にもぐるか、お部屋の真ん中に集まりましょう」
一つ目の指令で、机を出しているクラスは机の下に（そのときの状況でもぐらない場合もありますが…）、机のないクラスは何も落ちてこない場所に集まります。
そのときの姿勢は「かめさん」
まるくなって頭を両手でかかえる姿勢です。



「地震がおさまりました。先生のお話を聞いて庭に避難しましょう」
二つ目の指令で子どもたちが真剣な顔で避難してきました。

　

　　　　　　　　　　　　　

実は今日の「避難訓練」は子どもたちには何も知らせずに行った練習です。
今までの練習は、事前にしっかりと話して行っていましたが、地震はいつ発生するかわかりません。急に地震が起こってもあわてずに対応できるように…と考えて今日の訓練を行ってみました。

泣く子も怖がる子もパニックになる子もいませんでした。
真剣に、あわてず騒がず整然と避難してくる子どもたちを見て、避難の仕方がしっかりと身についてきていることを感じ、うれしく思いました。

また、いろいろな場面での避難訓練をしていきたいと思っています。