三陸ワカメのブログ

東日本大震災から11年過ぎました。お世話になった大勢の皆様へ感謝いたします。

福島 輪行 (2日目)

2015年05月09日 | 旅行
5月4日 いわき・平ビューホテル→32.5km→竜田駅 
     竜田駅→JR代行バス→原ノ町→21km→相馬駅
     「相馬ステーションホテル」泊

今日はまず、常磐線の「竜田駅」まで32kmほど走りました。「竜田駅」→「原ノ町」間はまだ常磐線は復旧しておらず、またいわゆる「帰還困難区域」でやっと国道6号線(常磐道)は開通しましたが、二輪車、自転車、徒歩は禁止なので代行バスで行きます。
竜田駅発の代行バスは9:35発なので、余裕をもって6:00出発にしました。途中のコンビニでオニギリを食べたりしながらも、8時30分に到着。

楢葉町の竜田駅は「避難指示解除準備区域」にあり、まだ居住はできない地域のようです。私のような旅人と客待ちのタクシー以外に人の気配がありません。
駅前にあった放射線量測定器は0.227μSv/hを示していました。
代行バスは、竜田→富岡→夜ノ森→大野→双葉→浪江→桃内→小高→磐城太田→原ノ町を1時間20分ほどで走ります。その間の被ばく線量は1.2μSvと説明されていました(内閣府)。代行バスの運行開始についての模様がYOUTubeにありましたので、ご興味ありましたら下記URLからご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=UjSy3R9Dbdo


9時35分代行バス竜田駅出発。
国道6号線は「帰還困難区域」を通るのでいたる所が進入禁止になっています。また多くのパトカーが警戒のため(?)走っていました。
ご苦労様です。

10時35分原ノ町駅到着。今日は休日のため道がすいているため早めに到着とのこと。

今日は「相馬駅」付近に宿泊予定で、原ノ町→相馬は20kmぐらいなので海沿いに竜田方面に戻ってみましたが向かい風が強いことと、火力発電所の復旧工事で通行止めの道に入ってしまったので、断念。海沿いなら浪江町まで戻って原発も見れそうでしたが・・・。

原ノ町の浜辺。かつては綺麗な海水浴場だっでしょう。堤防工事中です。

遠くに見えるのは火力発電所。いわきから原ノ町の間には原発が2か所、火力発電所が2か所あります。東京や仙台にに電力を供給するためでしょう。電機は大事に使いましょう。
木がたくさん倒れています。津波になぎ倒されたのでしょう。

沿岸の道は立派になりましたが、海水に洗われた広大な地面は荒れ野のままです。何キロ走ってもこの風景です。ヒバリだけがたくさん鳴いています。

矢沢地区という所で偶然見つけた慰霊碑です。震災で亡くなられた65人の名前が刻まれています。この近辺には民家が見当たらないので、全てが流されたのだと思います。

14時40分、相馬駅到着。


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