♬ プライドの意味は自尊心と書かれているのが、普通のようです。
いつからこうなのかはわかりませんが、
プライドと、自尊心は同じではないと、私は思います。
プライドは、自分を高いところへ置く事で、安心感を得るものです。
自尊心は読んで字のごとく、自分を尊ぶ心です。
自分で自分を尊敬して、大切にする心です。
自己中とは、全く違います。自尊心は、自分の中心には良心があり、自分を卑下したり、憶することもなく、自分で自分を愛することができる心ですね。
プライドというものは、共すると、人と比べる為に自分を高見に置く為に存在するものです。
プライドが高いということは、鼻が高いと言われたりしました。
自分の学歴、家柄、お金を持っていることなどで、得るもの、あるいは、自分のやってきたことで、自信を得て自分の価値をそれに投影していることです。
自尊心を持っている事は、他人と比べることではありません。
自分さえよければいいという心でも、ありません。
自尊心の高い人は、他人を許容する範囲も広いのです。
自己愛と、スピリチュアルで言われているものは、実は本当は、この自尊心の事では
ないかと、私は思っているのです。
自己愛と言う言葉の意味は、単純に考えたら自分を愛することです。
ですが、自己愛が強いとなれば、それは自分だけを優位にする意味が含まれるのでは、ないでしょうか。
自尊心が高いというのは、自分と他人も、同じように思うことができる心なのです。
日本語について、私はむろん専門家ではありませんが、
時に、このようにして、疑問をもつ事もあります。
言葉は、広がりや背景を浮かびあがらせる力を持っていると、最近思います。