型紙を作成するときに、型紙を自分で作ったり、あるいは本の実物大型紙を写したりしますが、後ろ身ごろをまず切り取り、その時に出来上がりの線から1センチほど大きく切ります。
肩を出来上がりに折って、まだ切り取っていない、前身ごろの肩に合わせます。首のところを突き合わせて、カーブがきれいに出来ているか、確認します。
肩の袖側も突き合わせて、（後ろ側が少し長いです。）カーブが自然になっているか見ます。
袖下、脇の上も、型紙を折って前身ごろに突き合わせて、カーブを見ます。
脇線の長さも（ダーツの分量、ない場合もあります。）合っているか確かめます。
裾線が前後でキレイに繋がるようにできているか見ます。
ほんの少しの違いでも、凹んで見えたりしたときには、型紙を直します。
また型紙を写す時に、号数で選んだりしますが、胸の寸法だけではなく、ヒップ周りの自分のゆるみを入れた寸法があるかどうかも、確認します。
自分の持っている服をきて、キレイに見えるときにその服の実寸を図っておくといいです。
出来上がって、きれいに見えるのは、こうしたちょっとしたコツがあるのです。
雑誌には色々な型紙がついているので、それらを参考にして作ってみると楽しいです。そして、着やすかった服の型紙は、特に大切にしてください。着心地も大切なことです。
後日その型紙を展開させて、自分なりのデザインにすることも、可能です。
年齢とともに、体形も複雑に変わっていきますので、そうなったら、廃棄しましょう。
